パックロッド 改造・工作

ベイト専門の私がスピニングロッドを買った!その理由とは?

20年以上前より釣りで使うタックルはベイトだけと自分で決め、

途中海釣りを始めた頃に一度だけスピニングに浮気した経緯もありましたが、

逆にそこで更に強いベイト愛を育む事になったひっさんでございます。

 

この度『へそ曲りベイト道』というベイト専門を謳っているこの私がとうとうスピニングロッドを購入してしまった訳なのですが、実はこのブログを立ち上げた後もスピニングロッドを購入したことはあったんですね。

えぇ、普通にスピニングロッドも買っていました。

 

改造用としてですけど。

 

何故スピニングロッドを買ったのか?

理由はただ一つです。

長いマルチピースのベイトロッドが売っていないから

 

具体的には、

  • エギングをはじめとして、オールラウンドに使える8〜9フィートのML〜M
  • ショアジギングがメインの、9フィート以上のMH〜H
  • 仕舞寸法は60センチ以下、出来れば55センチ以下のパックロッド

それらの条件に当てはまるロッドが、現状だと売っていないんですね。多分。

少なくとも私は知りません。

 

しかしどういう訳だか知りませんが、スピニングだとあるんですよね。

長いパックロッドが。

 

パックロッドの魅力を知ったのが2018年頃、ちょうどクロスフィールドのパックロッドモデルが発売された時でした。

以来、徐々にパックロッドの利便性に惹かれ、欲しいロッドの購入条件の上位に『パックロッド』が追加された訳でございます。

 

そして、今年も新製品発表の季節がやってきました。

今年こそは・・・と期待に胸を膨らまして(いないけど)新製品を見渡してみましたが、

やっぱり長いベイトのパックロッドって何処にも売っていないみたいなんです。

 

売っていないなら作ればいい

こちらのブログを書き始めた頃はまだ改造したロッドを使ったりもしていました。

しかしYouTube動画を観てくださる方が増えてくるにしたがって、そういう改造したタックルは使わなくなっていきました。

私の改造が安っぽいっていうのもあったんですが、観ている人の参考にならないからと言うのが一番の理由です。

私がベイトリールを買ったままの状態(無改造)で使っている理由

もともと私はリールいじりが大好きでした。 アンバサダー5000をメインで使っていた頃は、毎日毎日リールをバラしては組みバラしては組み、 「どうすればもっと飛ぶかな?」 なんて考えているのがとても好きで ...

続きを見る

 

しかし、バイク釣行が増えてきてパックロッドメインでタックルを組み立てていきたい今の現状だと、そうも言ってられないんですね。

既存のタックルで出来る限り頑張るというスタイルももちろんアリなんですが、そう言う理由で片付けてしまうとず〜っとタックルは代わり映えもしません。

そろそろ新しいアイテムも欲しいなという気持ちと、新製品が発表される時期というタイミング、そして今年もやっぱり出なかったかという失望感。

そういう流れで、フッと思ったんですね。

 

作るか・・・と。

 

スピニングからの改造は意外とハードルが低い

スピニングロッドを改造してベイトロッドにするというと、結構難しいと思う人が多いかと思います。

確かにガイドを付け替えるとかって、普通に釣りをしているだけだと無縁の世界ですからね

 

しかし、昔は壊れたガイドの交換っていうのは割と一般的だったようですし、釣りの入門書にはガイド交換の方法が書かれていました。

かくいう私も、小学4年生の頃に買った小学館入門百科シリーズの『きみはつり名人 服部 善郎 (著)』でガイド交換や自作ルアーの作り方等を学びましたからね。(多分この本だったかと)

今でもちょっと大きい釣具屋さんに行けば修理用のガイドやらスレッド等、普通に売っていたりもします。

 

確かにゼロからのロッド製作となるとそれなりにハードルが高いと思いますが、スピニングロッドからの改造なら最低限の改造でベイトロッドとして使うことが出来ます。

なんなら無改造でも使えますw

 

具体的にはガイド数個とリールシート(トリガー)の交換で、スピニングロッドをベイトロッドに変える事が出来るのです。

もちろん細かいガイドセッティングやブランクのスパイン等、元々がスピニングのセッティングの為にある程度の妥協はするんですけどね。

 

ロッドビルディングの専門店に行けば、それこそ素のブランクから各種パーツを全て好みの物で組み合わせて購入することが出来ます。

ジョイント部分も作ることが出来き、4ピースだろうが6ピースだろうが好みの仕舞寸法で作れるみたいです。

ただ、流石にジョイント部分まで手を出すとなるとかなりハードルが上がるでしょうし、個人的な感覚で言うと

自分で作ったジョイントはおっかなくて使えません

 

そういう意味でも、既存の市販されているパックロッドを改造してベイトにするというのが、一番現実的かつ簡単だと思うのです。

 

今回買ったロッドは XRFS-835M-MB

毎度おなじみのアブガルシアのクロスフィールドですね。

クロスフィールドと言えばひっさん、ひっさんと言えばクロスフィールド。

とは誰が言ったか知りませんが、まぁ好きなロッドです。

 

今回はその中の835Mをチョイスしてみました。

理由は

  • 海で色々とオールラウンドに使えそうな8.3フィートのMアクション(5〜30g)
  • 仕舞寸法は54センチとコンパクト
  • 失敗しても痛くない価格w

自重が151gとちょっと重いのが気になりますが、まぁ多少ラフに扱える耐久性も兼ね備えているのかなと前向きに考えましたw

XRFS-835M-MB をベイト化するにあたって抑えるポイントはたったの2つ

ではスピニングロッドであるこのロッドをベイトロッドにするにあたって、何をどうすれば良いのでしょうか?

答えはシンプルです。

  1. ガイドを3つ交換する
  2. リールシート・グリップを交換する

以上です。

たったこれだけで、一応見た感じはベイトロッドになりますw

使った感じは・・・まだ使っていないから分かりませんが、多分それなりには使えるんでないですかね?

ベイト化VLOG を公開中です。

というわけで、これからスピニングロッドをベイト化していく工程を随時動画にて公開していく予定です。

実際の作業工程はもちろん、使う道具の準備なども含めていきたいと思っています。

 

基本的にほぼ無編集でVLOG的な動画にするつもりです。

全ての工程が終わったらまとめた動画を作るかもしれません。

気になる方は、覗いてみてください。

 

先にお断りしておきますが、これは素人の作業ですからねw

当然、間違いや失敗もあるかもしれませんのであしからず(`・ω・´)ゞ

-パックロッド, 改造・工作

© 2024 ベイトだけで、イイかもね。