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【パックロッド】旅行用のタックルセットをコンパクトにまとめてみる

日頃よりパックロッドを愛して止まない私ひっさんでございます。

普通に車で釣りに行く時もメインロッドとしてパックロッドを使ったりしていますが、パックロッドが本領を発揮するのはやっぱり旅行や出張で出掛ける時ではないでしょうか。

 

旅行や出張のタイミングは突然やってくるもの。(ですよね?)

今回はその様な時でも慌てないで準備が出来る様に、パックロッドを中心としたタックルセレクトを考えてみたいと思います。

どちらかと言うとこの記事は、後で自分で見直す為の『忘れ物チェック表』的な意味合いが強いんですけどね。

 

何処で何が釣れるか分からない状況で、いかに釣りを楽しむ事が出来るのか

汎用性省スペース性を重視した、釣りミニマリスト必見の内容となりますので、ぜひ最後まで読んでいってください。

 

旅行用に最適なパックロッドを厳選する

現在私が所有しているパックロッドは5本あります。

この中で旅行に持って行って汎用性が高く使えるロッドは3本になりますかね。

全てアブガルシアのロッドで、

  • XRFCー654MLーBFーMB
  • XRFCー704MーMB
  • SBFCー745MLSーKR

このうちの704Mは確かに汎用性が高いのですが、場所と魚を多少選ぶのと自ずとルアーも重たく大きくなってくるので、今回のチョイスからは外しました。

実際これまでの旅行でも、704Mは殆ど出番はありませんでしたしね。

 

荷物を減らして色々な釣りに対応させようとすると、どうしてもライトな方向へ行ってしまうんですよね。

これがデカイ魚がうじゃうじゃいる様な離島なんかだと話は変わってくると思うんですが、私が行くような場所で手軽に釣ろうとするとどうしてもそうなってしまいます。

という訳で、残りの2本から選ぶことにします。

 

XRFCー654MLーBFーMB

1万円以下で買えるベイトのパックロッドとしては、完成度と満足度そして汎用性と、どれをとっても自信を持ってオススメできる1本です。

もしこの記事を読んでいる旅行に持っていくベイトのパックロッドを探していると言う人で、予算は限られていると言うことでしたら文句なしでこのロッド一択になります。

まぁ、そんなピンポイントな人がいるかどうかは分かりませんが・・・。

 

凄い曲りでしょ?

写真では全部写りきってないんですが、1万円の4ピースとは思えない本当に綺麗なベントカーブを描くロッドなんですよ。

もちろん、ここまで曲げても全然折れませんよ!(正しく使えばですけどね)

 

SBFCー745MLSーKR

こちらのロッドは、先に紹介した654MLよりも若干長くてソリッドティップ、5ピースなので仕舞寸法は約49センチと更にコンパクトな仕様になります。

ソリッドティップのおかげでよりライトなリグも扱いやすく、小さなアタリも取りやすくなります。

ライトゲームの比重が増えるなら、間違いなくこちらのロッドを選択しますね。

エギングでもメインで使っていますが、2.5号エギはもちろんのこと3.5号(約20g)でも普通に投げられますしシャクってくることも可能です。

 

ミドルクラスのシリーズになるので価格は654MLの2倍の2万円程しますが、ガイドがSICになったりグリップや装飾も相応の質感を持ち合わせます。

使用感も良く最近特に気に入っているのですが、ベントカーブ(曲り)が綺麗じゃないところが最大の残念ポイントです。

 

使っている分にはあまり気にはならないのですが、自身を撮影して編集している私としては、どうしても目につくんですよね。

サムネにしようとここぞというクリップを見つけると、不自然な曲がりが・・・

そういう意味では、654MLは安い割には本当に綺麗に曲がります。

 

結局どっちが良いのか?

メインでやりたい釣りがどんなかにもよるんですよね。

ほぼ用途が被るとはいえ全く特性が異なる2本ですので、それなりに使い分けを考えても良いのかなと思います。

  • ライトゲームも視野に入れる
  • 長めのレングスが良い

そんな場合は、SBFC-745MLS-KR を選ぶと思います。

  • ちょっと重ためのルアーも投げたい
  • バス釣りの様なキャスト精度を求める
  • タイラバなど、船に乗る可能性もある

そういう場合なら、XRFC-654ML-BF-MB でしょうか。

 

色々こじつけは出来るんですが、これ!と決めつけるのはなかなか難しいですね。

あくまでも私は2本とも持っているのでこういう使い分けを考えるのであって、どちらか1本しか持っていないのであればその1本で全部やるだけの話です。

 

なんだかんだ言いましたが、実は2本とも持って行けば良いだけのことだったりします。

745MLSのケースは細い作りになりますので1セットしか入りませんが、654MLのケースは太めに出来ているので2セット入るんですよね。

万が一の時の予備という意味でも、2本持っていくのもありかなと思うんです。

 

2021年新発売のパックロッド、ズームサファリ565L、765Lも良いかもね。

ピュアフィッシングジャパンより引用

今年発売予定のロッドで、密かにちょっとだけ期待しているのが、アブガルシアから新発売されるズームサファリというシリーズです。

去年はスピニングモデルが、今年はベイトモデルが発売されるということでちょっと楽しみなんですよね。

 

長さ違いで4機種発売されるようですが、その中の565Lと765Lがとても気になります。

エリアトラウトも視野に入りそうな565L、ソルト万能選手の765L、そんな感じで見ています。

 

ただ、自重がちょっと重たいのがネックなのかな?

ちょっとぶつけたくらいじゃ折れないブランクなんじゃないかな、と勝手に思っています。

 

正直なところ、今欲しいと思っているロッドとリールはこれです。

先日書いた新モデルのブログ記事が、結構読まれている様です。 やはり皆さん、新製品が気になるのでしょうかね。   あの記事がご期待に添える内容だったかはさておき、皆さん欲しい機種はあったでしょ ...

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あとは先日の記事にも書きましたが、エラディケーター ベイトフィネス EBTC-704LT-MB なんかもとても気になっていますし、これぞ何でも1本でやる旅行用ロッドという気もします。

旅行に持っていく色んなリスクを考えると、エラディケーターはちょっとお高いような気もしますが。

盗難、紛失、破損・・・そういうリスクね。

 

組み合わせるリールとラインは?

現在私が所有しているリールで、先に紹介したロッドと相性が良さそうなリールは3機種あります。

ダイワ 20タトゥーラSVTW

なんだかんだで投げ感がとても気持ち良いのがこのタトゥーラSVTWです。

比較的軽量なルアーから重量級の遠投までそつなくこなす幅広い対応力があります。

 

このリールには主にPE0.8号を200m巻いて運用しています。(スプール6〜7割位の巻量)

これまで1.2〜2号まで、色々な太さのPEラインを巻いて運用してきましたが、先述したのライトなロッドでの汎用性を持たせるという意味では0.8号を200m巻くというのが最もシンプルで良いのかなというのが最近の私の結論です。

若干スプールが細い状態で巻き取りスピードは稼げませんが、軽量ルアーのキャスタビリティとトラブルレスという意味ではこれもアリなセッティングです。

 

リーダーはフロロ2号を2ヒロ、というのが私の標準セッティングになります。

 

ただこのリール、ドラグクリック音が鳴らないのが最大のネックであります。

私は自己責任で改造して使っていますが誰もが改造出来る訳ではないですから、ドラグクリック音を重視するなら下記の2機種から選ぶことになりますかね。

アブガルシア Revo ALCーIB7

20タトゥーラSVTWとほぼ同サイズのスプールを搭載し、スプールも非常に軽量に仕上がっていますので軽量ルアーに対するレスポンスも上々です。

逆に重量級ルアーの遠投をする気にはあまりなれないリールではあるんですが、今回選んだロッドで使う範囲内では全く問題ないと考えています。

 

タトゥーラと比べてまず感じるのがその自重の軽さ!

リール単体で50g近く軽くなるので、この軽さは武器になりますね。

どうしても質感とは相反する部分ではあるんですが、決して安っぽくはないが思いっきり軽い、そんな印象のリールです。

旅行に持っていく荷物として考えても、この軽さは魅力です。

 

私は右ハンドル機しか所有しておらず、左ハンドルに移行してからはすっかり出番がなくなってしまいました。

ドラグクリック音が標準でついていますので、ドラグ音好きな人にはおすすめです。

ラインはタトゥーラと同じくPE0.8号を200m巻いての運用がバランス良さそうです。(スプール6〜7割位の巻量)

 

アブガルシア Revo  ALCーBF7

こちらはベイトフィネス機になりますので、明らかに用途が違ってきます。

ライトベームがメインとなると想定される場合は、こちらのリールの出番となります。

とは言っても20g位までなら全然キャスト可能ですので、汎用性も十分高いんですよね。

旅行用に1台だけリールを持って行くのであれば、やはり軽い方の守備範囲の広いこのBF7を選ぶ事になるんだろうと思います。

 

このリールにも色々なラインを巻いてきましたが、汎用性を考えるとPE0.6号を100mという運用に落ち着きました。

ライトゲームをするには若干太いかもしれませんが、時にロックフィッシュを狙ったり、時にメタルジグやエギを投げると考えるとこれ位の太さがあった方が安心ではあります。

あくまでもライトゲーム専用としてではなく、万能リールとして持っていく時のセッティングですからね。

リーダーはフロロ1.5号6lbを2ヒロを標準として考えていますが、ライトゲームやエリアトラウトメインでしたらリーダーだけ3〜4lbまで落としたりもします。

 

このリールもIB7同様、非常に軽量な上にドラグクリック音の鳴るリールとなります。

色々と記事を書いていますので、よろしければ覗いてみてください。

【Revo ALC-BF7】というベイトフィネスリールのまとめ

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なるべくコンパクトにルアーを厳選してみた

金沢に旅行に行った時に車に積み込んだ大量のタックル、こうならないためにこの記事を書いています。

ロッドとリールはせいぜい決まった大きさにしかならないのですが、ルアーはあれもこれもと考えるとどんどん肥大化していくんですよね。

メタルジグを増やせばどんどん重たくなるし、ちょっと太めのワームなんかを増やせばどんどんバッグがパンパンになっていく。

ミノー等のプラグ類やエギも然り。

潔く切り捨てる物は切り捨て、普段やる釣りに特化してある程度の汎用性を持たせつつ、ある程度偏った内容にせざるを得ないんですよね。

 

私はロストした時の予備が無い状態というのを嫌います

ですから、ミノー1本、エギ1本、ジグ1本にワームが1本ずつ・・・という選び方は絶対にしません。

その1本があったから遊べた、という状況は必ずあるんでしょうけど、ロストしたら即終了という状態がとても嫌なのです。

 

フック、シンカー、ジグヘッドのケース

ぶっちゃけこのケース1個とそれに付ける「具」があれば、ある程度の状況に対応出来てしまいますしかなり心強いケースになります。

状況の読めない初場所に行くなら絶対外せないケースです。

「具」に関してはたとえ持っていかなかったとしても、現地で捕まえたりも出来ますし、スーパーやコンビニで買える物をエサにすることだって出来ますからね。

 

細かいモノがバラバラになりませんし、2020年買ってよかったランキングでも上位に来るだろうケースですw(ランキングやりませんでしたけど)

中にはこの様な物が入っています。

  • ジグヘッド 3g (ライトゲームを想定するなら1〜2gも入れておく)
  • オフセットフック #4
  • ダウンショット用の細いフック(確か#5だったかな?)
  • 管付きチヌハリ 1号と5号 
  • スナップ
  • 夜光ビーズ

  • 直リグシンカー 3.5〜11g まで各数個ずつ
  • ガン玉2B、4B 数個
  • バレットシンカー 5〜10g 数個

これで、ライトロックからチニング、マゴチにシーバス、キスやハゼのちょい投げ等、中層からボトムを釣る色々な魚を狙うことが出来ます。

ジグヘッドを充実させれば、アジングやメバリングにも対応出来ますしね。

 

ライトゲームを想定するなら、こういうケースを一個追加すればそれでOkなんですけど。

 

ワーム

左に入っているのは、懐かしのスライダーワームを短く切ったもの。

無限に選択肢があるので各自好みが分かれる部分ですが、ここは思い切って断捨離しないと荷物が大変な事になりかねません。

私が長年掛けて絞り込んだワームはズバリ!

エコギア グラスミノーS 

これだけでも結構色々狙えるので、このワームを数色入れた1ケースで結構遊べます。

カサゴ等のライトロックから意外とシーバスのデカイのも食ってきますし、バス釣りにも使えます。

 

マゴチや太刀魚も視野に入れるならMやLのサイズも少し追加しても良いですね。

ただパワーシャッド4インチとかになってくると大きく嵩張るので、旅行には不向きとして断捨離です。

 

ライトゲームなら1.5〜2インチのピンテールワーム等、お気に入りをいくつか追加します。

この辺はあまり場所を取らないので良いですよね。

ガルプを小さいケースに入れてっても良いですし、なんならパワーイソメを1袋持っていくというのもアリですよねw

それだとキス釣りなんかも視野に入ってきます。

 

エギ

年末の旅で、本当に持っていって良かったと思ったのがエギでした。

そもそもエギングはあまり想定していなかったのですが、すっかりエギングにハマってしまいまして。

堤防に黒い墨が沢山ついている場所に行くかもしれませんから、これは外せません。

 

2.5号だと季節によっては小さすぎるかもしれませんが、持って行かないよりは全然マシです。

荷物をコンパクトにするという意味で2.5号や3号を数個ケースに入れていきたいと考えています。

エギ専用のケースは場所を取りますので、仕切りの無い普通のケースにまとめて入れています。

 

スプーンのワレット

これも場所を取らずに釣りの幅を広げてくれるアイテムになります。

管理釣り場だけでなくとも、アジや小型の何かしらの魚も釣れるので意外と遊べるかもしれません。

海のない場所への旅行や出張も十分考えられるので、そういう場所では必須のルアーになります。

 

小型のメタルジグ

私がまとめているジグケースには、3〜10g位のウルトラライトなジグケースと10〜18g位のジグケースがあるのですが、最低でも小さい方だけは持っていきたいですね。

 

18gのジグまで扱えるタックルにはなるんですが、どうしても荷物が重くなるのでそこはその時考えるとします。

 

小型のプラグ類

プラグは場所をとるので、あまり持ち歩くことが少ないのが正直なところ。

 

メバルプラグのような小さいプラグに絞っていけば十分軽量コンパクトに収まりますが、そうするとあれも、これもってなっちゃいます。

思い切って断捨離か。。。

個人的にプラグはコレクション的な要素も強いので、集め始めると止まらなくなる危険性があります。

 

最終的にこうなりました

この記事を書きながら、私なりにじっくり考え悩みました。

そして選び抜いたセットはこうなりました。

  • ロッドは2本を1ケースに
  • リールは絞りきれずにこれも2台
  • ルアー類はとりあえずこれが最低限

家出セット?www

これならアブのウエストバッグにも全て収まります!

これで突然、今日これから岡山に出張!とかなっても大丈夫なはずです。

その時はこの記事を見返して、5分で準備完了です。

 

あぁ、楽しかった〜w

こうやって色々考えるのって、ホント楽しいんですよねぇ。。。

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