ナイロンとかフロロなどのモノフィラメントラインと比べると、比較的寿命が長いとされているPEライン。
1シーズン持つという人もいれば、数回の釣行毎に交換する人もいるようです。
これは釣行頻度にもよるところではあるんですが、実際のところどうなんでしょうかね?
私の考えでは『これが正解』というのはあまりなくて、適当に気が向いたら交換って感じでゆる~く考えています。
まぁ一応自分なりの交換の目安みたいなものはあるんですけどね。
今回はその辺について書いてみようかと思います。
PEラインの交換時期 ケース1 『短くなったら交換』
ショアジギング等の遠投する釣りにおいて最も多いケースがこれですね。
基本的にPEラインは200m以上を巻いていく事が多いのですが、釣行毎にラインは短くなっていくものです。
バックラッシュによる高切れ(投げプッツン)や根掛かり、解けないレベルのバックラッシュもごくたま~にww
それらの理由で、次第にラインが短くなっていくんですよね。
(投げプッツンはリーダー結束部分か20m程出たところで切れる事が多いようです、私の場合)
遠投してフォールさせて釣りをすることを考えると、最低でも120~130m程は残しておきたいところです。
つまり、その位の長さまで短くなってしまったラインは、たとえ寿命がきていなかったとしても強制終了なのです。
もちろん遠投しない他の釣りではまだまだ使うことが出来るので、他のリールに巻いて再利用コースですね。
PEラインの交換時期 ケース2 『ここぞという釣行の時に交換』
遠征する時やめったに行かないオフショアの釣りの時など。
ラインを交換しておけば防げたというくだらないトラブルを避けるためにも、ここぞという時は惜しまず新品に交換するようにしています。
いつもリーズナブルなラインを使っているので、こういう時躊躇しないで交換できるんですよね。
やっぱりこういうケースの時も、ある程度の長さが残っているのであれば後日ひっくり返して再利用したりもしますけどね。
PEラインの交換時期 ケース3 『ヘタったら交換』
これが一般的に交換時期と呼ばれるものなのでしょうが、私の場合釣行回数が少ないこともあり最後の砦的なケースですね。
殆どその前に交換していたり、下巻き用に使っちゃったりしていますからね。
とは言ってもタイラバ用や、ショアジギのお古のラインなんかはこのケースに当たります。
タイラバなんかですと殆どラインが切れることもないですからね。
ライトゲームも同様あまり高切れはしませんが、根掛かりで切れることはたまにあります。
細糸の場合バックラッシュを繰り返したりしていくと途端にヘタリが目立ってくる感じがあるので、リーダー組み直す時なんかはPEラインを数メートル切ったりすることもあります。
ですからライトゲームの場合は、傷んだラインの先端数メートルをその都度切っていって短くなったら交換、という方が結果的に多いかもしれません。
また、なんとなく全体的に色が薄くなってきたなと感じたら、ラインの上下をひっくり返してやればまたフレッシュな部分が表に出ますから、しばらく延命させることが出来ますね。
ラインの寿命が来るまで巻きっぱなしという事は殆どない
いずれにせよ、私はちょくちょくリールのラインを巻き直していて、最初から最後までずっと巻きっぱなしということは殆どないかもしれません。
高切れして減った分は必ず下巻きを追加してやるなどして使っていますし、途中で上下を入れ替えたりしながら使っていますので。
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そしてその都度『PEにシュ』などのコーティング剤をスプレーするようにしています。
トラブル軽減に一役買っていると思っているので、その結果ラインのライフも長くなっているのかもしれません。
比べた訳じゃないので分かりませんが( ̄▽ ̄)
ただ、ラインが海水を拾ってきてリールが海水でビシャビシャベタベタになることは、だいぶ軽減されていると実感しています。
あとはまぁあれですね、なんか無性に交換したくなる時。
結局はそういう気分的なタイミングで交換するのが一番多い気もしないでもないかな、と。( ̄▽ ̄)ゞ