パックロッド 改造・工作

スピニングロッドのベイト化 〜グリップ交換編2

スピニングロッドのベイト化、最終編はグリップ交換の実際の作業解説をしていこうと思います。

やることは単純です。

  • ロッドのパーツを剥がす
  • 新しいパーツを接着する

たったそれだけです。

言うは簡単、やるのは面倒?

では行ってみましょう!

 

グリップ取り外しはカッター+αの簡単な道具でOK

各パーツの取り外しは、再利用しないものはひたすら破壊していけば良いので簡単です。

再利用する装飾パーツやブランクには傷を入れない様に、そこだけは細心の注意を払いました。

 

リールシートの取り外し

まずはリールシートを外していきました。

私はプラスチック用のカッターを持っていたので、それでリールシートの殻を割るような要領でひたすら破壊していきます。

 

プラスチック用のカッターがない場合は無理にそれを用意する必要はなく、簡単な小型のノコギリなんかでも良いかと思います。

その場合、刃の粗いものよりも金鋸の様な細かい刃の方が切りやすいかと思います。

 

私がもしノコギリを買ってくるなら、金鋸の替え刃だけを購入し必要に応じでビニールテープで持ち手部分を巻いて作業すると思います

金鋸本体は必要ないでしょうね。

どうしてもちゃんとしたノコギリで作業したいのなら、ピラニア鋸とかがお勧めですね。

グリップ部分の取り外し

私はリールシートから外しましたが、グリップから外した方がやり易いかもしれません。

なんとなくですけどね。

 

グリップはEVAやコルクが殆どだと思いますが、それらはカッターナイフやニッパーでサクサク切ったり削ったり千切ったり出来るので特殊な道具は必要ないかと思います。

リールシート同様、フルーツの皮を剥く様に進めていきます。

 

ブランク表面には接着剤や内径調整用の「何か」がしつこくこびりついていますので、根気よく剥がしていきます。

ドライヤーやお湯で温めると剥がしやすいというコメントも頂きましたが、私はブランクに熱を入れるのを嫌ってそのままガリガリ進めました。

ロッドの根元であることとグリップで隠れてしまうので、多少の傷は問題ないと判断し結構思い切って作業を進めてしまいましたね。

なお、リールシート部分のブランクが露出する場所は、傷が入らないようにしています。

 

装飾リングの取り外し

このロッドはセパレートグリップだった為、アルミの装飾リングが2つ装着されていました。

流石にアルミをカッターで切るのは無理がある為、私は手っ取り早くサンダーで切断してしまいました。

 

サンダーを持っていない場合は、リールシート部分で紹介した金鋸の刃で十分切断が可能です。

繰り返しますが、この程度なら金鋸の「刃」だけで十分です。

 

こんなのでもいいですね。

元々の装飾パーツを活かすために内径は大きく加工した

通常のロッドビルディングにおいては、リールシート等の部品は細い方から差し込むと思います。

リールシートの内径をブランクの内径に合わせて購入しておけば、ほぼ加工しないで装着出来ますからね。

 

今回はリールシート前方?のクロスフィールドの装飾パーツを活かすということで、全てのパーツをロッドエンドの方から差し込まなくてはなりません。

リールシートの内径11.5ミリに対し、ロッドエンドのブランクの直径が13ミリ。

内径を約2ミリ程拡大させてやる必要がありました。

但し、装着した際にはピッタリと密着するようにしたかった為に、少しオフセットした位置で内径を拡大させています。

すみません、文章に表すのがメンドクサイので、気になる方は動画を参考にしてみてくださいw

リールシートの内径加工は丸棒ヤスリと紙やすりで

リールシートの内径加工は、ヤスリで地道に行いました。

リューター等の回転ツールに頼りたくもなりましたが、穴が深いのでヤスリで削る方が間違いないですね。

リューターもう持ってないし・・・。

 

比較的削りやすい材質なのと内部のリブの部分だけを削ればいいので、そう時間が掛かる作業ではありませんでした。

 

棒ヤスリが無いのであれば、紙やすりを棒に巻き付けて削ってもいいと思います。

紙やすりは1枚100円程で購入でき、1枚あれば十分ですので安上がりです。

私が使った棒は、M6の全ネジ300ミリになります。(意味のわからない方はググってみてください)

ホームセンターで数十円で購入出来ます。

ちなみに紙やすりは色々な種類が売っていますが、木工用の茶色い紙やすりは避けましょう。

茶色は安価ですがすぐにボロボロになってしまいます。

白い紙やすりか、黒の布やすりが使いやすいかと思います。

耐水ペーパーもここには適しません。

 

グリップの内径加工と外形加工は電動ドリルで

私が購入したEVAグリップは、内径10ミリの長さ240ミリでした。

内径10ミリだったのでM10の全ねじ1mを買ってきてそれを適当な長さにカットし、電動ドリルで簡易旋盤の状態にしてまずは外径加工から行いました。

これも詳しくは動画を観て欲しいのですが、まぁ適当にやった割には上手く行ったかと思います。

 

電動ドリルは中古の工具屋さん等に500〜1000円位で売っている物で十分使えます。

新品で購入しても2000〜4000円位ですけどね。

インパクトでもいいのですが、10ミリまでくわえられるチャックが付いている電動ドリルの方が都合が良いです。

 

内径加工はこれも棒に巻き付けた紙やすりで上手く行きました。

最初はM6に120番(だったかな?)を巻きつけて加工し、少し穴が広がったらM8で同じことの繰り返し、最後にM10でまた同じ様に加工することで、穴が中心からずれていく事を防いでいます。

最初から最後まで細い棒でやっていくとどうしても穴がいびつになったり、センターがずれていきやすいですからね。

ちょっと失敗もあったが概ね満足の仕上がりに

各パーツの内径が13ミリ以上になれば、あとは接着剤でくっつけていくだけです。

接着剤はダイソーの2液エポキシが余っていたので、それを使っちゃいましたw

別にこれでいいっしょ、っていうノリで(*´艸`*)

 

内径を広げて出来た隙間にはタコ糸と瞬間接着剤で丁寧に「下駄」を作ってやりました。

 

エポキシ接着剤が絡みつく様に、隙間を空けてその「下駄」を設置してやります。

見た目は汚いのですが、まぁ隠れてしまいますし結果オーライということで良しとしてください。

 

最後の最後で、微妙にセンターがズレてしまうという結果になったり、エンドキャップよりもグリップが細くなってしまうというアクシデント?もありましたが、概ね満足出来る仕上がりにはなったかと思います。

 

全ての作業を文章に起こそうとすると気が遠くなるので、大雑把に作業の流れを書いてみました。

もしこれを見て挑戦してみたいと思った方は是非やってみてください。

 

意外と簡単ですし、ググれば沢山の解説記事や動画が出てきます。

私のこの記事よりもちゃんとした方法が紹介されているかと思いますよww

私は富士工業の電子冊子(Step by step rod building 誰にでもできるロッドクラフト)だけは目を通りましたが、これだけ見ておけば問題ないんじゃないですかね(`・ω´)

-パックロッド, 改造・工作

© 2021 ベイトだけで、イイかもね。