パックロッド 改造・工作

スピニングロッドのベイト化 〜グリップ交換編 その1

スピニングロッドのベイト化、という事でガイドの次に行うのがグリップ交換です。

別にガイドでもグリップでも交換する順番はどちらが先でも構わないのですが、途中で飽きてしまったり挫折したりする可能性があるので、私はいつもグリップの方を後回しにしている気がしますw

途中で飽きてしまってスピニングのグリップのままでも、ベイトリールをつければそのまま釣りが出来ますからね。

 

グリップと言いましたが正確にはリールシートをベイト用に交換するのであって、グリップはそれに伴って交換するかたちになります。

ですから、リールシートとグリップの交換という事になるのですが、便宜上ここでは馴染みのあるグリップ交換という表現にしておきます。

 

スピニングロッドとベイトロッドの一番違うところが『リールシート』

もう30年以上も昔の話ですが、神奈川県のレージヶ池(磯部のジャリ穴)という相模川水系にバス釣りに言った時の話です。

当時小学生だった私としては結構な遠征だったにも関わらず、ベイトリールを忘れてしまうという大失態をやらかした事がありました。

幸い一緒に言った友人がベイトリールとスピニングリールを持って行っていたので、使わない方のスピニングリールを借りて「一応」釣りをすることは出来たのですが、非常に不快適だったというか殆ど満足に釣りをすることが出来なかった記憶があります。

 

そう、ベイトロッドにスピニングリールの組み合わせは、小学生の私にも「無理」な組み合わせだったんですね。

理由は簡単、手に当たるトリガーがひたすら痛くてなおかつガイドが小さすぎて全然飛ばなかったんです。

今思うとあの頃は『釣れる釣り方』をしていなかったので、リールを忘れようが忘れてなかろうが釣果は変わらなかったとは思いますが、苦い思い出だけが今でも残っています。

 

実はスピニングのままでも使うことは出来る

これはスピニングのままのグリップで使っています。

いきなり話が逸れてしまいましたが、それはベイトロッドとスピニングロッドの違いを強く感じた出来事でした。

初めてベイトリールを買った時はそれまで使っていたスピニングロッドをしばらく代用して使っていましたが、逆パターンは無理なんだなとw

その際たるは、ベイトロッド特有のトリガーの存在ですね。

 

実はこのトリガー、ベイトリールを使いやすくするためにあるものなんですが、別に無ければないで釣りをすることは十分に可能なんですよね。

慣れないとロッドをふっ飛ばしそうになったりもしますが、ちょっと慣れれば全然気にならなくなったりするんです。

片手でピンポイントに投げる様な使い方ではトリガーに依存するかもしれませんが、両手を使って投げる様な用途の場合はトリガーの有無は慣れでどうにかなってしまうんですね。

もちろん感じ方の個人差はありますけどね。

 

トリガーのみを作って接着する方法もあり

渓流用のトラウトロッド50ULに自作したトリガーを接着したロッド。

以前改造したロッドで、スピニングのリールシートにトリガーだけを追加したものもあります。

このロッドも最初は遊びで作ったロッドでした。

とりあえずガイドだけを取り替えて使っていたのですが、その使用感と面白さにトリガーを追加した流れになります。

 

その時のトリガーはアルミの端材を削って作りましたが、木でも樹脂でも自分の扱いやすい材質で作れば良いと思います。

簡単に入手出来て加工しやすい材質で言えば、木になりますかね。

柔らかい木は加工しやすい反面強度的に不安なので、トリガーには硬めの広葉樹を使うことをおすすめします

版画用の小さな板なら安価で購入出来ますし(10センチ角で100〜200円位?)丁度良いんじゃないですかね?多分ですけど。

 

今回は握りにくいグリップだったので交換を決意した

クロスフィールドのグリップ、小指部分は完全にブランクを握ってしまう形状

今回もとりあえずトリガーだけの追加でいく予定でした。

その方が簡単で『楽』ですからねw

 

ただ、今回の改造ベースとなったXRFS-835M-MBというロッドは、セパレートタイプのグリップを採用しておりベイトリールと組み合わせるには長さが少し足りなかったんですね。

どう妥協しようとしても、やっぱりそれは快適とは言い難いグリップ形状でした。

キャスティング時に小指部分がブランクを握るということになり、非常に握りにくいのです。

 

トラウトロッドのMBC-562ULと同じ様な感じといえば同じなんですが、こちらはロッドの重さもありますしやはりしっかりと握り込みたいという思いもあったので、今回は思い切ってリールシートから交換することに決めたのであります。

 

ACSとEVAストレートグリップで安価で簡単かつクロスフィールド感を演出

どうせやるならカッコよく好みのパーツで・・・という考え方もありなんですが、そうすると1万円のロッドに改造費1万円以上を掛ける事になりかねません。

なんとなくそれは嫌だったので、極力装飾パーツは生かす方向で出来る改造方法を考えました。

 

色々と思考を巡らせながらロッドを眺めていて、あることを思いついたんですね。

見た目は変えないで行こう!と。

 

私は車でもバイクでも、いかにも改造しましたという感じを出すのは好きではないので、必然的にこういう考えに至ったのかもしれません。

とにかくクロスフィールド感を崩さない方向でやろうと決めたのです。

 

幸い、クロスフィールドに採用されているリールシートは、富士工業のACSというタイプで同形状のリールシートが購入可能だと分かりました。

色は少しだけ違いますけどね。

グリップ部分も本当はコルクの方が好みではあるのですが、クロスフィールド感を出すという名目で安価なEVAにすることにしました。

元が安い竿の改造なので部品が安価なこと、それ大事ですw

 

ちょっと長くなったので、続きはまた今度。

その2 へ続く

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