リール 改造・工作

XROSSFIELDのBFスプールを観察してみた

DECIDER7に使える事が分かったXROSSFIELDのBFスプール

若干仕様が異なる様ですね。

すぐにわかったのはここ。

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ホイールに例えるとスポークの部分の穴の大きさ

DECIDER7の方はギリギリまで大きい穴が空いているが、

こっちは縁に少し余裕が見て取れる。

恐らく、より廉価版なXROSSFIELDとの差別化を図っているのかもしれない。

性能的な差別化というよりは、ユーザー層を見越しての強度的な安全策の様な気がする。

 

根掛かりした時、バックラッシュした時、その他、

スプールを曲げてしまう可能性が高いのは、失礼な言い方かもしれないが初心者の方々だろうと思う。

よく釣り場でも見掛ける光景が、根掛かりを外そうと竿をあおりまくっている人。

散々振り回して外れなければ、竿を肩に担ぐように引っ張ったりしている。

案の定、悲惨な音をたてて竿は折れる。

そういうひとに限って安物だから折れたとか、不良品とか言うのだろう(想像だけどw)

そういう使い方をすれば、昔のリールなら壊れないかもしれないが、

今どきのフィネススプールなら曲がるだろうね。

説明書にもちゃんと書いてある。

そういう事を想定しているんじゃないだろうか。

 

で、差別化されたであろう肝心の重さは

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14.9g、ではなく

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15gですね、シャッタータイミングで自分の鼻息で数値が動いた(本当です)

DECIDER7は

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14.8g

僅かな差かもしれないが、そこには確実にコンマ2gの差がある。

どっちにしても穴空け加工と旋盤加工によりこのスプールは化ける。

 

レボLTとかは持っていないし使ったこともないが、

あれのスプールは7.7gとかだそうだ。異次元じゃねーか!

DECIDER7のスプールはギリギリまで追い込んでもとてもそれには及ばなかった。

シャフトが長い分重さも相応に増しているだろう。

中心部分だから影響はまだ少ないかと思う。

 

実際アジングで使った感じだと1.2gジグヘッドで、

隣のスピニンガーの8~9割位の飛距離だったから全然使えなくはない。

(まだそれ程削り込んでいない時の仕様で、今の仕様にしてからは釣りに行っていない)

2g以上であれば全く引けを取らない飛距離であった。多分。

0.9g以下とかだと話にもならなかったがw

 

さて、この掘り出しスプールはどう料理しようか。

今考えているのは、強度は持たせつつ無理をしない程度の軽量化かな。

もしくはそのまま。

PE06号辺りで軽量ワームから12g以下のメタルジグなんかを使える仕様にしておきたいな。

限界まで軽量化してしまうと、PE巻いての重いメタルジグは絶対投げれない。

 

これで純正深溝合わせて3つのスプールになる。

深溝は今PE2号が150m程巻いてある、ショアジギ用に。

PE06号は、軽い3~12gでのショアジギ、他にも色々出来そう。

そして、ナイロン05号でのアジング用、ドラグゆるゆる仕様。

一個のリールで3度美味しい、素敵だ( *´艸`)

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