リール レビュー

ビッグシューターコンパクト8を使った感想レビュー

先日のEXTC-110H-TZに引き続き、ファンキー山岡さんにお借りしたタックルのインプレッション、

今回はビッグシューターコンパクト8 (REVO BIGSHOOTER COMPACT8 )のお話。

EXTC-110H-TZのレビューはこちら

 

普段ベイトリールは右ハンドルしか使っていない私ですので、

慣れない左ハンドルでの比較インプレになる事をご了承ください。

 

また巻いてあるラインをあえてそのまま使わせて頂いたので、

これによるキャストフィールも普段の使用時とは異なります。

これについては後述しますね(・∀・)

 

とりあえず慣れない左ハンドルを克服するw

とりあえずは慣れない左ハンドルに慣れる為、釣行前にひたすらハンドルを回しましたw

パックロッドのグリップに装着した状態で、ひたすらクルクルクルクル・・・

 

以前、友人の左ハンドルの旧ビッグシューターコンパクトを投げた事はあったのですが、

その時は全くもってぎこちなく、ベイトの左ハンドルはとても釣りに使いたいと思えない程でした。

が。

人間やれば出来るもんで、何とか使えるレベルまでは回せる様になりましたよww

ビッグシューターコンパクト8は流石の剛性感、やはり巻いた瞬間に何かが違う

練習でクルクルやってた時から思っていたのですが、

散々ロケやら実釣テストで使われてきたはずのこのリール。

ハンドルの回転が非常に滑らかなんですね。

ハンドルの巻き感

普段ハンドルの巻き感とかあまり細かくは気にしないのですが、

どう考えても巻き心地は他のリール、例えばロキサーニパワーシューターなんかと比べてみても明らかに滑らかなんです。

 

値段の違いこそあれ、構造的にもそうそう変わらない(と思っている)であろうリールですが、明らかに何かが違う様です。

D2ギアデザイン大口径ブラスギア

強靭な大口径ブラスギヤを搭載、耐久性と強度がアップした、

強靭なギアで安心した大物とのファイティングが行える。

ピュアフィッシングジャパンより引用

写真は他のリールのギアです。

高価格帯のリールはより高精度なギアを採用しているのでしょうか?

もしかしたらそうなのかも知れませんが、もしそうならメーカーサイトでももっとアピールしているでしょうし、

少なくとも他メーカーなら色々ネーミングしてアピールしていますよね?(○○ギアとか)

D2ギアデザイン大口径ブラスギア・・・、う~ん別に高精度を謳っている訳でもなさそうですよねwww

余談ですがAbuGarcia製品はそういった部分のネーミングと言いますか売り込みキャッチコピーが弱い気がするのは私だけでしょうか・・・w

ボディ剛性からくる巻き感

やはりこれはボディ剛性からくる巻き心地なんでしょうね。

特にギア側のケースカバー(サイドプレート?)がアルミ製なのが大きく影響している様に思います。

ケースの歪みを最小限に抑えればギアの噛み合い精度も上がりますから、必然的にそれは巻き心地の向上に直結してきます。

 

他メーカーのアルミ丸形リール等もガッチリボディ剛性を固め、巻きの良さを謳っていますからね。

あれは構造上、剛性感の次元がまたちょっと違いますけどね・・・。

ロキサーニパワーシューターと比べて

ロキサーニパワーシューターも最初はもっと滑らかだった様な気がします。

少ない釣行回数ですが、海で使う度に何度も水洗いを繰り返し数回グリスアップもしてきましたが、

やはりギア側のケースカバーが樹脂製と言う事もあってか、

ガシガシ巻くことによるギアの噛み合い精度の低下からギアの摩耗、

そして巻き感の低下へと繋がっているのかもしれません。

これは憶測にすぎませんが。。。

 

使用頻度はファンキーさんのビッグシューターコンパクトと比べるまでもないにもかかわらず・・・。

とは言ってもゴリ感が出ているとまではいきませんし、単体で使っている分には全然気にならないレベルです

 

誤解のないように言っておくとロキサーニパワーシューターも良いリールですし、

今でも最も気に入って使っているリールの一つです。

ビッグシューターコンパクトのキャストフィールは?

まず最初にお断りしておきますが、今回2回の釣行でビッグシューターコンパクトを使用してきましたが、

ラインシステムはお借りしたままの状態だったという事です。

マグネットも10個フルで装着されている状態です。

 

2度目の釣行ではPE2号200mへ巻き直しマグネットを5個に減らすことも考えましたが、

せっかくお借りしたのであえてそのままの状態で使わせて頂きました

 

ファンキー山岡さんのラインセッティングとは

具体的にどういう状態で使ったかといいますと、

PE3号(多分)がスプールの8分目まで巻かれた状態であり、恐らく100m程度巻かれていた状態と思われます。

(もうちょっと巻いてあったかも)

これはあまり遠投を意識したセッティングではなく、あくまでプラグ類をピンポイントへ狙ってキャストする様なセッティング、

すなわち磯ヒラスズキを狙うロックショアゲームのセッティングであるということです。

そりゃ当然ですよね、ロックショアゲーム用に使われていた訳ですから。

 

33㎜スプールに太めのPEラインを少なめに巻いたことによるその立ち上がりの良さはコントロール性に優れ、

空気抵抗の大きいプラグをトラブルなくピンポイントに打ち込んでいくような使い方には最適だと思います。

バックラッシュといったトラブルもほぼありませんでした。

 

この状態でジグを投げますと、40~50m程投げた辺りで急速に失速していきます。

それはラインが放出されスプールが痩せていくにしたがって、

スプール回転上昇=ブレーキが強く掛かる、という状態です。

写真はロキサーニパワーシューターですが、こういう状態です。

 

実際にはルアーライン放出も徐々に失速していきますので、スプール回転が上がっている訳ではないのでしょうけど、

いつも使っているセッティングと比べると相対的にそういう特性になっているということです。

 

ちなみにラインは多分ですがファメルのショアジグ8の3号。

20m毎に色が変わるラインです。

2.5号だったかもしれませんがラインの減り方からいって多分3号です。

 

33㎜スプールは最も適応範囲の広い万能スプール径

40gメタルジグフルキャストでライン3色から4色手前まで出ていましたので約70~80m程でしたでしょうか。

一見飛ばない様にも見えますが、何度も繰り返すようにこれはラインセッティングによるものでして、

PE2号を200mきっちりスプールいっぱいまで巻いていけば100mは狙えるリールです。

そこは間違いないですよ(・∀・)

 

33㎜スプールは、最も適応範囲の広いスプール直径だと思っています。

軽くシャロ―にすることで1gも投げられますし(このリールではありません)、

このリールの様に深溝にしてPEラインと組み合わせる事によって、

40gのジグを100m飛ばすことも出来る訳ですから。

 

何よりもボディをコンパクトにすることが出来るので、本当に手にフィットしますし持ち疲れがないんですね。

ココ、重要です(・∀・)

 

やっぱり良いリールですよ!ビッグシューターコンパクト

自分の釣りを考えると・・・

最近の私の釣りは、ショアジギやるか、ライトロックの様なライトな釣りか、

はたまたエリアトラウトか、となる訳でして、

必然的に使うリール(新たに購入するリール)もそれ用にとなってくる傾向があります。

 

具体的には軽量ルアーには32㎜スプールのALC-IB7もしくはALC-BF7、

ショアジギには35㎜のロキサーニパワーシューター、もしくは37.5㎜スプールのレボビースト、

といった具合にです。

 

以前は全ての釣りに33㎜スプール機を使っていた訳でして、33㎜スプールの懐の広さはよく理解しているつもりですが、

今回このビッグシューターコンパクトを使わせて頂いて、改めて33㎜スプールの良さを知ることが出来ました。

 

ビッグシューターコンパクトを購入した場合を妄想すると・・・

今現在のショアジギタックルで言いますと、

SXJC-962MH60-KR に ロキサーニパワーシューターの組み合わせ

が1軍と言いますか、所有しているショアジギタックルの中では最もベストバランスと感じているのですが、

ロキサーニパワーシューターに代わってこちらビッグシューターコンパクトも良いな、と心揺らいでいる訳でありますww

 

レボビーストはどうした?と言われそうですが、あのリールは1032Hの様なもう少し強いロッドに組み合わせたいなと考えているところですね。

ロッドまだ持っていませんけどww

 

一つだけ、一つだけビッグシューターコンパクト8に求めたい部分がありましてそれは・・・

ドラグクリック音

これは、まぁ自分で後から追加すればいい訳なんですけどね(・∀・)

 

と言う訳で長々と書いてきた訳なんですが、もし購入を考えている方の参考に少しでもなったなら幸いでございます(・∀・)

 

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