去年の10月に買った最強ベイトフィネスリールこと『REVO ALC-BF7』ですが、
これまで約5ヵ月程使用してきました。(今年に入ってからは1回しか使ってないけどw)
その間エリアトラウトで10数回と使用してきまして、改めてレビューさせて頂こうかと思います。
買おうか、買わないか、悩まれている方の参考になれば幸いです。
ちなみに今現在エリアトラウトのみにしか使っていませんので、
主にスプーン0.9~2.2gでの使用を前提としてレビューさせて頂きますのであしからず。
ちょい太フロロ等を巻いてのバス釣りルアーに関してのレビューではございません。
組み合わせているロッドはMEC-562ULもしくはXRFC-654ML-BF-MBとなります。
ALC-BF7関連のまとめ記事もございます。
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【Revo ALC-BF7】というベイトフィネスリールのまとめ
こちらのブログ、ご覧になられている方の多くはGoogle検索などから来られていると思います。 そのうちの少なくない方が、アブガルシアのベイトフィネスリール Revo ALC-BF7 という検索ワードで ...
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REVO ALC-BF7はやはり最強のベイトフィネスリールでした
今のところ完全ドノーマルで使っています。
買ったままの状態に付属のマグネットを2個追加しただけの状態です。
(2020年現在、付属のマグネットは10個全部装着しています)
それでもなんの不満不自由もなく、普通に使えています。
特別な改造やチューニングが必要無く、
ここまでの軽量ルアーに対する性能を持ち合わせ、
それでいて比較的リーズナブルな価格設定、
もちろんデザインもカッコイイ、
やはり私にとっては最強ベイトフィネスリールであったことを断言させて頂きます。
ALC-BF7の軽量ルアーに対するキャスティング性能
エリアトラウトでの使用ですので主に投げているのは0.9~2.2gのスプーンが多いのですが、
私はその中でも特に1.2~1.5gを多用しています。
飛距離は0.9gで12~13m程、1.5gでは20m弱程だったと思います。
私が行った管理釣り場においては、特に飛距離不足といった事は感じない必要十分な飛距離が出ておりますが、
それはタックルバランスであったりキャスティングスキルによって個人差がありますので参考までに。
使用ラインは少なすぎると問題あり
私が使っているラインは、PE0.18号という極細ラインになります。
これは今後変えていく可能性もございますが、今のところこれに落ち着いています。
ラインに関しての考え方はこちらに書いております↓
最強ベイトフィネスリール REVO ALC-BF7に巻くラインは?
当初スプールを軽くしたいという理由で50~60m程巻いて使用していましたが、
徐々にリーダーを結び直したりしていってPEラインが短くなっていくにしたがって、
スプールに巻いているラインがスプール中央に寄ってしまう事象が発生しました。
滑り止めに下巻きを入れる等の対策もある様ですが、
私はシンプルにいきたいので思い切って100m巻いてみました。
結果としてキャスティング性能には大きな影響はなく(多少タルくなったかな?といった程度)、
ラインが寄る事もなく快適に使用できております。
残ラインが40mを切ってきた辺りから先の事象は発生していたので、しばらくの間は問題なく使えるかと考えています。
他の方の情報によりますと、ナイロンラインでも同様の事象が発生するとの事。
PEに限らず細いラインの少量巻きにはあまり向いてないんでしょうね。
繰り返しになりますが、PE0.18号を100m巻いても0.9gが普通に投げられます。
付属のマグネットでお好みのセッティングが可能
このALC-BF7というリールには、購入時はマグネットが3個装着されている状態となっています。
正確には5㎜厚のマグネットが3つ。
これとは別に付属されているマグネットが7つありまして、
全部で5㎜×5個、3㎜厚×5個 の合計10個までのマグネットを装着できるようになっています。
私のセッティングでは、5㎜厚×5個という状態で使用しております。
ただ、これですとマグダイヤルはMAX側に近い部分での使用となり、真ん中まで弱めることはありません。
また、ミノー等の空気抵抗の大きいルアーのキャストも若干ブレーキが足りない印象です。(ほぼMAX付近で使用)
よってエリアトラウトでの使用でお勧め出来るセッティングとしましては、
マグネットを10個全部装着、もしくは5㎜×5個 + 3㎜×3個 位が丁度良いかもしれません。
私は5個のままでも特に不満はないのでこのまま使いますがw
メカニカルブレーキに関しては、完全フリーでガタつきが無くなったところから1~2ノッチ締めた状態で固定しています。
少~しだけスプールにテンションが掛かった状態です。
詳細は下の動画を参考にしてください。
ALC-BF7、その圧倒的軽さは正義なり
ALC-BF7の自重は141g。
はっきり言って、驚くほど軽いです。
これまで180g程のリールを使っていましたが、その差は約40g。
ビックリする程の軽さでした。
軽量ルアーを使い、繊細なバイトを拾っていくエリアトラウトにおいて、この軽さはズバリ正義です( `ー´)ノ
今使っているロッドMEC-562ULは、自重90gとなりそれ程軽い訳ではありません。
今後、もう少しロッドのグレードを上げた時には60g台となるでしょうから、
そうなるとロッドとリールを合わせても200g台に収まるかもしれません。
これ書いていたら、あぁ、軽いロッドが欲しくなってきました・・・ww
ALC-BF7のドラグが凄く良い
ベイトリールのドラグは構造上、スピニングのそれと比べてどうしても性能は劣ります。
チリチリ出しながらも巻き取ってくるようなあの感じ。
ベイトですとドラグが出た状態でハンドルを巻くとそのまま空回り、っていう状態になりがちでしたが、
このALC-BF7のドラグはドラグが滑りながらも滑りっぱなしにはならずにしっかり寄せてこれます。
言葉で表現するのが少し難しいのですが、従来のドラグより少しだけスピニングのドラグに近づいたような、そんな感覚といいましょうか。
恐らくはカーボンドラグワッシャーにはグリスは付いていないドライな状態で組まれているかと思いますが、
これに硬めのグリスを入れたらまたどうなるのかも楽しみではあります。
エリアトラウトではドラグはユルユルで使うので、グリスは不要かとは思いますが。
ショアジギ用途の他のリールでドラグを締め気味で使う場合ですと、
ギュッギュッという感じで出るのがあまり好きでないので、いつもグリスを入れて滑り出しを滑らかにしているのです。
あ、ドラグクリック音はもちろん鳴ります。
これ必須ですよねww
2020年3月追記 ドラグにグリスを入れました
しばらくは買ったままの状態で使っていましたが、年末に大きいトラウトを釣った際にドラグの滑りに不満を感じました。
ドラグを比較的緩めに設定していた時は気にならなかったのですが、4lbラインで大きい魚を掛けてドラグを締めこんでいった際、
やはり乾式ドラグ特有の「ギュッギュッギュッ」といったドラグの出方が気になったのです。
簡単に言えば滑り出しにムラがあるのです。
ですので、オーバーホールついでにドラグワッシャーに硬めのグリスを塗り込んでおきました。
その後まだデカいのは釣っていませんが、多分改善されていると思います。
因みにドラグに入れているグリスはシマノのDG04です。
サイドプレートがカタつく場合の対処法
この世代のREVOシリーズやロキサーニで見られる症状ですが、サイドプレートがカタカタする個体があります。
ワンタッチで開閉出来る構造故の症状なのですが、簡単に解消することが出来ます。
サイドプレート内の3本のネジを少しだけ締めてやることで解消できます。
これも別記事でまとめてありますので、お悩みの方は参考にしてください。
REVO・ROXANI のサイドプレートのカタカタを消す方法について
まとめ しばらくはこのままの状態のまま使うと思います。
という訳でエリアトラウトをベイトタックルでやる私には、もはや必要不可欠な存在となりましたREVO ALC-BF7。
前回の釣行中に誤って水没させてしまったのですが、まだOHの必要もない感じです。(OHした方がいいかな?ww)
全く不満が無い為に、このままの状態が維持できればそれで良いと思っています。
ベアリングもブレーキも、このまんまで良いんです。
ドラグには硬めのグリス(シマノDG04)を入れてみようかなとは思っていますが、
オーバーホールするまではこのままで不満ナシですね。
発売から2年近く経っていることもあり最近は価格もこなれてきたようですので、
是非気になっている方はお手に取ってみる事をオススメいたします(・∀・)