パックロッドで100m飛ばしたいだなんて、調子こいていたのはついこの間の話だったかと記憶しています。
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道具の向き不向きを理解した上で、あえて崩した使い方をする意味は?
よく動画のコメントで頂くのが、 「このロッド、〇〇に使えますか?出来ますか?」 というような質問です。 答えはいつも大体決まっていて、 「使えるか使えないかで言えば使えるんじゃないですか ...
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あの時は良かったんですよね、あの時は。
季節柄のせいか、あの時間帯はいつも無風か微風でしたから。
この度、爆風ではないにしても横風に屈してきましたので、一応ご報告までにここに記します。
PEラインの太さとジグの重さの関係
ここではパックロッドだからどうとか、7フィートという短さだからどうとか、そういう話はさておいた話をしたいと思います。
それはラインの太さとジグの重さの関係です。
ベイトタックルで遠投する以上、バックラッシュや高切れに対応するため、ある程度の太さのPEラインを巻いておきたいと過去に書いたかと思います。
PE1号で60gのジグをフルキャストすれば、ちょっとしたバックラッシュや引っ掛かりの度に結構な確率でジグはふっ飛んで行くことでしょう。
そうした事態を防ぐため、私はリールのラインキャパが許す範囲である程度の太さのPEラインを使用しています。
今回の事例でいくと、ジグ25gに対してPE1.5号という組み合わせですね。
この組み合わせであれば、ゼロではないにしてもキャスト切れはかなり防げるものと認識しておりますので、私の基本セッティングではあります。
ちなみに40〜60gのジグがメインになる場合は、PE2号を主に使っています。
基本的にはこの考えは今でも変わりありませんが、事前の天気予報で横風が吹くと分かっている場合にはワンランクラインの太さを落とすか、重いジグとそれに対応するロッドの用意もしておいた方がよさそうです。
ジグの重さに対して太いPEラインは横風に弱い
なにを今更ではあるのですが、こればかりは仕方がないところではあります。
過去にもPE3号で苦戦を強いられた事もありましたし、鹿児島でも幾度となくラインが横に流されて非常に釣り難い状況は多々ございました。
それでも沖にせり出した堤防からという優位性も手伝って、飛距離が落ちて釣り難い状況でもなんとか釣りが成立していました。
今回の釣行では完全に油断していまして、25g以上のジグを全く用意していなかったこともあり、殆ど釣りにならずに帰ってきたんですね。
遠浅サーフという状況と両隣5mという間隔で釣り人がいるという状況、投げるタイミングをズラしても何度か投げているうちにラインクロスし絡んでしまうことも数回。
投げた直後からラインが右に大きく弧を描くのですが、これが完全に飛距離をスポイルしてしまっています。
風で流されたラインにジグが引っ張られてしまうんですね。
飛ばないだけならまだしも、周りと絡まるのは頂けません。
周りと同条件のラインとジグと飛距離なら、同じ様に弧を描いている限りそうそう絡まないのかもしれませんが、そんな中に一人へそ曲りがいたらただの迷惑者ですからねw
周りはもっと重いジグを投げているようでしたし(絡まったラインを解いた時に見た)ラインは同等かそれ以下でしたから、まぁ絡んでも仕方がないかと。
夜中のうちに人少ない釣り場に入り、寒い中数時間の時を過ごした夜明け前、サクッと至近両隣りに入られる屈辱。帰ろかな••• pic.twitter.com/JdYq6VvFre
— へそ曲りベイト道のひっさん (@hmbait) October 15, 2020
もっとも、両隣はかなり後から割り込んで入ってきたので文句は言わせませんが。 入られてきたので文句を言ってくる訳でもありませんでしたけどね。
絡む度に謝っているのは何故か私でしたが。
(あの状況と間隔の距離でキスの投げ釣りをされてもなぁ・・・)
へそ曲りベイト道は苦難の連続です
自身で選んだ道です。
失敗を糧にしてより良い方法や解決策を考えのもまた一つの楽しみとして、また懲りずにやりますよ。
極力荷物を減らしたい釣具ミニマリストな自分と、想定される状況に対応すべく準備をしていく必要があった今回の釣行。
どう歩み寄っていくかが今後の課題でもあります。
流石に25gのジグだけ持っていくというのはやめにしようかなw
かといってあれもこれもって持っていくと、あれやこれやと釣りそのものが散らかってしまうのでそれも嫌です。
せめて40gを数個忍ばせていくだけでも、状況は変わっていたでしょうね。
国府津海岸釣況 07:20現在
青物はこの時間まで回遊がなく、釣果も見られませんでした。【 うみ 遊 かわ 】 内田釣具店ブログ より引用
結局、オレが行く日って何故かこうなるんですけど www