イモグラブが好きです。
そのシンプルさ、トラブルの少なさ、飛距離、そして釣りやすさ。
すぐボロボロになったりとコスパの悪い印象もぬぐえない部分ではあるものの、
川、湖、池、沼と、その利用範囲は広く愛用しておりました。
バス釣りにおいては・・・。
ここ最近、Twitterで気になる書き込みが目立ってきました。
カサゴやメバル等のロックフィッシュにイモグラブノーシンカーが効く。
ライトルアーフィッシングチャンネルの竜示さんの書き込みです。
イモグラブ40(重量3.5g)のノーシンカーをゴロタ浜で使ったら良いんじゃない?と思って試してみたところ、若狭湾ではクロソイに次いでレアキャラなタケノコメバル34cm出た!水面まで伸びた海藻の上をヒョロヒョロ~とアクション⇒「バホッ!」タケノコメバル:トップウォーターゲームという結果に。 pic.twitter.com/62Pdhvia54
— ライトルアーフィッシングチャンネル (@GNPiMO5Ri62vGrz) 2018年12月27日
ロックフィッシュと言えば、テキサスリグや直リグのワーム等が一般的でしょうか。
他にも釣り方色々あるかと思いますが、
今回紹介するのはノーシンカーで使うイモグラブでのロックフィッシュゲーム。
ライトロックとも言われる、比較的浅場での小型メインの釣りになるかと思います。
私はまだこれでロックフィッシュを狙った事はないのですが、
今年は是非やってみたいと思いここにまとめてみました。
繰り返しますが、私はまだイモではバス(あと鯉かな)しか釣った事はありませんw
そもそもイモグラブって何?
【写真上:イモグラブ40 写真下:4インチグラブのテールをカットしたもの】
イモグラブはもともとはゲーリーヤマモト4インチグラブのテール部分をカットしたもの。
イモムシの様な形状からこの様に呼ばれています。(多分ですけどw)
その後、その釣れっぷりに各社から同形状のものが発売され、
今ではゲーリーブランドから各サイズのイモグラブが販売されているようです。
単にテールをカットしただけではなく、イモ専用設計としたことでフック装着時の破損が減っているそうな。
それでも、バシバシ破損しますけどねww
各サイズは下記の通り。
- イモグラブ30 長さ30ミリ 約1.3g 適応フック:オフセット#4
- イモグラブ40 長さ40ミリ 約3.5g 適応フック:オフセット#1~1/0
- イモグラブ50 長さ50ミリ 約5.7g 適応フック:オフセット#2/0
- イモグラブ60 長さ60ミリ 約8.5g 適応フック:オフセット#3/0~5/0
このうちロックフィッシュに使えそうなものは、全部と言えば全部なんですが、
ノーシンカーで使うとなると40以上のサイズが使いやすそうです。
因みに私がこれまで使っていたのは全てイモグラブ40ですね。
3.5gあるのでベイトタックルでストレスなく投げられます。
スピニングでのメバリング等ですと、30とかも試しに投げてみるのも面白いかもしれませんね(・∀・)
ノーシンカーイモグラブがロックフィッシュに効く理由2つ
まず何といっても根掛かりの少なさでしょう。
シンカー付きリグの場合どうしても根掛かり多発となるような、
例えばゴロタ帯等ではその圧倒的根掛かり回避性能により、優位に釣りをする事ができそうです。
また、ノーシンカー故にフォールスピードが遅く、ゆっくり漂わせながらフォールさせる事ができます。
ロックフィッシュは上から落ちてくるものを見ているといいますし、
これはワームの存在をしっかりとアピールできそうですよね。
根掛かりのし難さに加えて、これは見逃せないポイントだと思います。
ご存知の通り、イモグラブは塩入りワームですので高比重となります。
私は淡水でしか使った事が無い為、浮力の増す海水でのフォールスピードは把握できていないのですが、
それでもダルくない程度には沈んでいってくれる様です。
ノーシンカーイモグラブが効果的な場所は?
やはり最も効果的な場所といえば浅場のゴロタ帯でしょうね。
ノーシンカーですので、あまり深い場所には向いていません。
せいぜい2~3m位のポイントが対象となりそうです。
竜示さんのコメントによると根掛かりが殆ど無いとの事です。
私も映像を確認したのですが、あの場所はもしかしたら小さめのゴロタ帯なのかもしれません。
と言いますのも、以前私と同行した場所に似ていましたので。
もしかしたら大きめのゴロタ石など、ゴロタの種類によっては根掛かりは発生するかと思います。
シンカー付きと比べたら、その頻度は少ないでしょうけど。
川スモール等でゴロタの川底をドリフトさせると根掛かる時は根掛かりますし、
その辺はやはり海底と海流次第といった部分もあるかと思います。
意外なのは海藻のエリアでも効果的との事。
海藻のポケットに上手く沈んでくれるのかな?といった心配もありますが、意外といけちゃうみたいですね。
もちろん根掛かりはほぼ無かったそうです。
また、海藻の上に乗っかった状態(トップ)でもガボッと出たらしいので、
これは試してみない手はないですね!(・∀・)
イモグラブのリグり方
現在イモグラブとして販売されているものには丸いくびれた部分がありますので、
そっち側からオフセットフックを刺していきます。
ノーシンカーリグですので、そのままラインに結べばOK。
使っていくうちにボロボロになってきます。
そしたら90度180度ずらしてフックを刺したり、前後逆に刺して使えば少し延命させて使う事ができます。
あまりにもボロボロになったら、釣れた時に外れて海のゴミとなってしまいますので程々で交換しましょうw
フックのサイズは結構重要で、小さすぎるとフッキングしにくくなりますし、
大きすぎるとそもそもワームにセット出来なくなります。
ワームに合ったサイズのフックを使ってください。
私はデコイのキロフックを愛用していますが(安いからw)、
上の写真の様に中に入っている台紙をカットしてパッケージを折りたたんでおくことで、
バラバラにもならずにサイズも分かり、便利でおすすめです(・ω・)ノ
ノーシンカーイモグラブの誘い方
基本的には
投げて沈める
ボトムを取ったらチョンチョン
また沈める
の繰り返しで釣れているようです。
他にも、放置、ズル引き、ただ巻き、等でしょうか。
バスでは意外と放置が良く効きます。
投げてそのまま何にもしないで、言葉の通り『放置』です。
投げてバックラッシュを直していたら釣れていた、というパターンはノーシンカーワームが一番多く経験しています。
面白味には欠けますが、釣れちゃうんですよね。
ですので、『釣ったでなく釣れた』が嫌な人には向かないリグなのかもしれませんねww
あ、ここでもバックラッシュラッキーフィッシュがありましたw
逆に苦手な場面ももちろんあります。
ノーシンカーリグですので、メリットがそのままデメリットにもなりえます。
このリグの特徴として、
- 根掛かりし難い
- ノーシンカーなので軽い
- ゆっくり沈む
- スローな釣りになりやすい
といった特徴をよく考えて使う必要があります。
水深の深い場所や流れの強い場所、風の強い時なんかは、ボトムを取るのが非常に困難になるだろうと思われます。
またテンポよく広範囲を探りたい時は、シンカー付きのリグの方が早くボトムに到達するでしょう。
ウィード(海藻)が濃いエリアも、ボトムを取らなければアタリが出ない状況ではやはりシンカー付きに分があるかと思います。
使用するラインも各々の考え方でチョイスしていきましょう。
早く沈めたい、浮き上がらせたくないからフロロ、
アクションさせた時に浮き上がらせてまたゆっくりフォールさせるためのPE、
フォール中のアタリを取りたい、放置したい時のナイロン、等々。
(これらは適当に書いてますよw 好きなラインを好きな理由で使えばよいのです。)
釣りは色々考えて釣るから楽しいんです(・∀・)b
発信元の竜示のライトルアーフィッシングチャンネルをチェック!
本日は貴重な穏やかな日だったので、急遽行ってきましたin若狭湾。
ゴロタ浜の根魚狙いでイモグラブ60の威力は納得いくレベルまで使えたので、次からはメバル狙いに切り替えようかと。 pic.twitter.com/bUojBi7EJw— ライトルアーフィッシングチャンネル (@GNPiMO5Ri62vGrz) 2019年2月5日
YouTubeでライトロックと言ったらこの人でしょうw
今回のノーシンカーイモグラブでロックフィッシュという釣り方は、前からやっている人はいたのかと思いますが、
動画で紹介したのは初なのではないでしょうか?
少なくとも私は知りませんでしたw
他にもロックフィッシュにまつわる様々な情報を発信している方ですので、
ご存知でなかった方は是非一度覗いて見る事をお勧めします。
繰り返しますが、私はまだこの釣りをやった事がありませんので、何か質問があったら本家の方にしてみてください。
ご本人には確認取っていませんが、多分気持ちよく返答してくれるはずですwww( *´艸`)