今年の春に購入したパックロッド SBFC-745MLS-KR をしばらく使ってみたので、そのインプレッションを書いていこうと思います。
とは言っても、今のところカサゴしか釣っていないんですけどね。
エギングでも2回程使ってみましたが、結構よさそうです。多分。
・・・良さそうな気がします。釣れなかったから何とも言えませんけどw
SBFC-745MLS-KR 仕舞寸法が短い5ピースがもたらすモバイル性
他に持っているパックロッドが4ピースであるのに対し、このロッドは5ピースと継ぎ数が多いのでその分仕舞寸法が短く収まっています。
他のパックロッドと比べて僅か数センチという差ではあるのですが、この数センチがロッドの運用に大きく影響してくるんですね。
というのも私の場合バイクのリアボックスに入るか入らないか、その差はデカいんですよ。
そして、より短くコンパクトになるロッドを机の上に並べて、その日の釣りを想うだけでこのパックロッドの存在意義があるのですww
ソリッドティップで繊細なアタリも取りやすく食い込みも良い
やはりこのソリッドティップがもたらす繊細さと食い込みの良さは XRFC-654ML-BF などの汎用性の高いティップと比べると雲泥の差があります。
どちらが優れているとかではなくあくまで特性の違いとしてですので、より繊細な釣り方に向いているのではないでしょうか。
先日の釣りでも、最初 XRFC-654ML-BF で釣りをしていたのですが、どうしても掛けられない小さなアタリがあったんですね。
何度も同じところで小さなアタリがあったのですが、どうしても掛けられない。
そこで、タックルを変えラインを細くし軽いシンカーで攻めてみたんです。
結果、バッチリ食い込ませて掛ける事が出来ました。
めちゃくちゃ小さいカサゴでしたがw
その後はこのソリッドティップの食い込みの良さに助けられ、短時間で数を稼ぐ事が出来ました。
XRFC-654ML-BF と比べると、よりライト寄り
先にも書いた通り、ソリッドティップがもたらす繊細さを生かした使い方が合っている様に感じました。
XRFC-654ML-BF と比べると、ティップだけでなくロッド全体がライトな印象を受けます。
とはいえ、バッドはかなりしっかりしていそうなので、不意の大物にも十分対処出来るとは思います。
ただ、XRFC-654ML-BF のように30g近いウェイトまで投げようという気には到底なれません。
ルアーウェイト表記内である18gでさえちょっと気を使って投げる必要がありそうです。
SBFC-745MLS-KR は思ったほど軽くはない
ちょっと残念ポイントですね。
7.4フィートという長さもあってか、それほど軽くはないです。
XRFC-654ML-BF と同じ自重ではありますが、長さもあってか同じ振り感では振れない印象なんですね。
用途的に1.5gジグヘッドワームなんかも十分入ってくるだけに、もうちょっと軽くあって欲しかったというのが本音です。
とは言っても、ここまで短くなってそれなりの懐の広さを兼ね備えていますので、価格を考えたら仕方がないところではありますけどね。
曲がりがスムーズでないのが残念 ➔ 5ピースなので仕方がないか
これもちょっと残念ポイントです。
釣りをしていて感じたのですが、ちょっと曲りがスムーズではない箇所があります。
気のせいかな?と思っていたのですが、映像を確認してもやはり綺麗に曲がっているとは言えない感じです。
パックロッドであることを考えれば、全然許容範囲内ですけどね。(気分の問題)
XRFC-654ML-BF の曲がりが完璧すぎたので、ちょっと高望みしすぎたんですかね。
SBFC-745MLS-KR 今後の用途
当初XRFC-654ML-BFの上位互換として購入したこのロッドですが、全く違う性格を持っているために使い分けは必要だと感じました。
このロッドの特徴であるソリッドティップを生かそうとすると、必然的に軽めのリグがメインになりそうではあります。
今はとにかくカサゴに癒やされるのが楽しくて仕方がありませんw
ちょっと変わったところではエリアトラウトなんかにも面白いかなと考えています。
長さを生かした使い方、ソリッドティップを生かした使い方、ただ単に仕舞寸法の短さを生かした使い方などなど。
SBFC-745MLS-KR でメタルジグは?
購入当初、ウルトラライトショアジギングで使ってみるも面白そうと考えていましたが、今のところ私の釣りの中でそういう軽いジグを投げるというシチュエーションが殆どないのが現状です。
一応3〜10gくらいのジグは1ケースいつも持ち歩いているのですが、まぁ殆ど使ったことはありませんw
いつか軽いジグで楽しい思いをしてみたいので、今後もそういう希望を持っていこうとは思っています。
まとめ
私の釣りスタイルの中での話にはなりますが、汎用性という意味ではどうしてもXRFC-654ML-BFの方がいろんな事に使えそうな気がします。
ですが、よりライトにベイトフィネスリールと組み合わせてライトゲームメインで、ちょっとだけ重いのもついでに投げてみたいという用途でのパックロッドとなると断然このSBFC-745MLS-KRに分があるかなと言った感じですね。
私個人的にはXRFC-654ML-BFが価格を超えて良く出来すぎているので、なかなかこのSBFC-745MLS-KRの良さを見出す事が出来ていませんが、今後も使い込んでいく中で発見したことがあればまたここに書いていきたいと思います。
師匠とのキス釣り勝負の時は、間違いなくこっちのロッドだったなぁというのは付け加えておきますねw