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糸巻き量計算ツール:各社リールに対応、シマノ公式より使いやすく作りました

ラインを巻き直すたびに「このリールに◯号が何メートル巻けたっけ?」と、カタログやスペック表を調べている方、意外と多いんじゃないでしょうか。

とくにラインキャパいっぱいに巻きたいときや、カタログには載っていない号数を巻きたいとき、以前にも何度か紹介した事もある「シマノ公式の糸巻き量計算ツール」を使っている方も多いはず。

私も紹介していたくらいですので、もちろん使っていました。

が、ちょっと使いにくいところがあったんですよね…。

そこで【巻けるん?チェッカー】というツールを作っちゃいました。

シマノ・ダイワ・アブガルシアの主要モデルをプリセット登録し、ボタン操作だけで簡単に「巻ける長さ」がわかる便利ツールです

この記事では、その使い方と背景、注意点までまとめてご紹介します!

巻けるん?チェッカーはこちらから→

糸巻き量計算ツール:巻けるん?チェッカーとは?

ここからは、このツールがどんな特徴を持っているのか、対応しているリールや、できることを具体的に紹介していきますね。

  • 対応リールメーカーと使える機能一覧
  • なぜこのツールを作ったのか?

対応リールメーカーと使える機能一覧

このツール、単なるお遊びで作ったわけじゃありません。

ちゃんと使えて便利だと言ってもらえるレベルを目指して、3大メーカーの主要ベイトリールのカタログデータをプリセットさせました。

まだまだデータベースは拡充予定ですが、スピニングリールまで手が回るかどうかは……今後のやる気次第です。(ご要望があれば、もしかしたら?)

対応メーカー(2025年5月時点)

  • シマノ
  • ダイワ
  • アブガルシア

ここにないメーカーや、プリセットされていない機種は「その他」を選び、カタログデータを手入力すれば利用可能です。

使える主な機能

    • 主要モデルのカタログスペックをプリセット済み

       → 面倒なラインキャパシティの基本情報の入力は不要

       → リストからポチポチ選ぶだけでOK

    • ライン種別(ナイロン/フロロ/PE)ごとに対応計算

       → PEの号数で巻き量を知りたい?余裕です

       → ナイロンとフロロは「号・lb」どっちも対応

    • 長さ指定はスライドバーで簡単入力
    • シマノ公式と同等の計算アルゴリズムを採用

         → 条件を細分化せず、実用的なレベル

         → 誤差の少ない理論値をベースにしています

なぜこのツールを作ったのか?

正直に言うと、自分が使うためです。

というのも便利に使わせてもらっていたシマノの公式ツールが、ちょっとだけ使いにくかったんです

例えば「1.2号」とか「1.5号」みたいな太さの場合、いちいちキーボードで入力しないといけない。

スマホで操作してると、テンポよく選べないのが地味にメンドクサくて…。

 

それにリールのラインキャパを調べるたびに、カタログやスペック表を開いて確認するのも正直手間ですよね。

だったら、「最初から主要モデルのスペックが入ってて、スマホでもサクサク使えるツールがあればいいのに」と思って、作ってしまったというわけです。

もともとは完全に自分用でしたが、せっかくなら公開して誰かの役にも立てばいいなと思い、データベースを少しずつ拡充していきました。

結局、肝心の自分のリールのデータがまだ全部入っていないんですけどね…。

糸巻き量計算ツール:巻けるん?チェッカーの使い方ガイド

それでは実際に、「巻けるん?チェッカー」はどうやって使うのか?

難しい操作は一切なし。リールを選んで、ラインの太さと種類を選ぶだけ。

ここでは画像付きで、基本の使い方をわかりやすくご紹介していきますね。

  • 基本の使い方(プリセットから選ぶ)
  • プリセットにないリールを使う場合
  • 今後の展開予定
  • 注意点と補足:理論値は目安として使ってください

基本の使い方(プリセットから選ぶ)

このツールは、プリセットされたリール情報を選んでいくだけで簡単に使えます。

スマホでも操作しやすいように、ステップごとにボタン形式で選択できるようにしてあります。

以下の画像と一緒に、使い方を順番に見ていきましょう。

【ステップ1】メーカーを選ぶ

まずは「シマノ」「ダイワ」「アブガルシア」など、使っているリールのメーカーを選びます。

該当メーカーがない場合は「その他」を選んで、カタログデータを入力する方法もあります(後述)。

 

【ステップ2】リール機種を選ぶ

続いて、使っているリールの機種名をリストから選択します。

該当機種がない場合は「その他」を選んで、カタログデータを入力する方法もあります(後述)。

 

【ステップ3】ラインの種類を選ぶ

ナイロン・フロロ・PEから、使用するラインの種類を選択します。

 

【ステップ4】巻きたい号数を入力

最後に「巻きたい号数」を入力すると、自動的に理論値をもとに計算されます。

よく使う号数はボタンにて対応、ボタンにない号数は直接入力や+−ボタンで0.1づつ上下可能です。

【ステップ5】巻ける距離が自動計算される

計算結果がすぐに表示されます。号数を変えたりして、色々試してみるのもOK。


このように、基本は「ポチポチ選ぶだけ」で完結します。

スマホでも片手で操作できるように、ボタンサイズや配置も最適化してあります!

プリセットにないリールを使う場合

アブ、シマノ、ダイワ以外のメーカーをお使いの場合やプリセットに機種名がなかったとしても、大丈夫です。

「その他」を選べば、自分でカタログスペックを入力して計算できます!

【ステップ1】メーカー選択で「その他」を選ぶ

まずは「メーカー選択」画面で、一番右にある「その他」ボタンをタップします。

 

【ステップ2】ラインキャパシティを入力

カタログに記載されている糸巻き量(例:3号-150m など)を元に、「号数」と「長さ」を入力します。

長さはスライドバーで5m刻みでの入力が可能、300m以上の場合は直接入力で対応します。

【ステップ3】ラインの種類を選択

ナイロン・フロロ・PEのいずれかを選びます。ここはプリセットと同様の操作です。

【ステップ4】巻きたい号数を入力(±ボタンで微調整OK)

任意の号数(例:1.2号など)を入力すると、その太さで何m巻けるか自動計算されます。

数値は0.1号単位で変更できて、±ボタンで直感的に調整可能です。

 

【ステップ5】結果がすぐに表示される

カタログ値をもとにした計算結果がすぐ反映されます。

プリセットがなくても、これだけでしっかり対応できます。


どんな機種でも、カタログ情報さえ分かれば対応可能!

古いリールや海外モデルにも使いやすくしたかったので、「その他」機能の使い勝手にはちょっと力を入れました。

今後の展開予定

今回の「糸巻き量計算ツール」は、まずはリールの基本的な糸巻き量の計算に使えること を目標に作りました。

でも、まだまだこれで完成ではありません。今後も少しずつ手を加えていく予定です。


✅ プリセットの拡充(2016年以降のモデルなど)

現在対応しているのは、国内でよく使われる主要モデルのほんの一部です。

これからは、2016年以降のモデルに対応出来るように順次追加していけたらと思ってます。(時間が許せば…)


✅ 下巻き量の自動計算にも対応予定

「ナイロン100m巻いてから、PE1.5号を何m巻けるか?」

シマノ公式サイトにもある機能ですが、私は殆ど使うことはなかったので後回しにしました。

現在は未対応ですが、今後対応予定です!


✅ スマホ表示のさらなる最適化

いまのUIでもスマホ操作はだいぶ快適になったと思ってますが、もっと見やすく・押しやすく・迷わないデザインを目指して改善予定。

ボタンサイズや配置、ステップ表示、ツールの全画面表示など、より洗練されたものにしていきたいとは考えています。

これも時間と私のスキルがあればなんですけど。


「もっとこんな機能が欲しい!」という声も大歓迎です。

ぜひコメントやSNSなどで教えてもらえると嬉しいです。


注意点と補足:理論値は目安として使ってください

このツールで表示される巻き量の数値は、カタログスペックに基づいた「理論値」です。

実際に巻いてみると、巻きテンションの強弱によって、巻ける長さには多少のズレが生じます。

(参考:[高速リサイクラー使用で20%多く巻けた事例はこちら → PE2号200m 巻けるんだけど巻けない、その理由とは⁉

また、メーカー公式の巻き量表記は、独自の測定条件や四捨五入処理が加えられているため、当ツールの計算結果と異なるケースもあります

あくまで巻き量の目安ツールとして活用していただけると幸いです!

巻けるん?チェッカーで釣行準備がもっとスムーズに!

「巻けるん?チェッカー」は、もともとは自分で使うために作ったツールで、使いにくいと思っていたところを改善した便利ツールです。

3大メーカーの最近のベイトリールを使っているなら、ラインキャパの計算はほぼボタン操作で完了。号数や長さの入力もカンタンです。

これまで毎回カタログを検索して「んー…この太さって何メートル巻けたっけ?」とやっていた時間を、釣行前のワクワクや準備に回してもらえたら幸いです。

今後もツールはちょっとずつ進化予定です、多分…。

ライン巻きかえの時には、ぜひまたのぞきにきてくださいね。

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