
ラインを巻き替えるたびに、
「このリールにPE巻くなら何メートル巻けるんだ?」
「カタログどこいった…」
なんてやってる方、意外と多いんじゃないでしょうか。
そこで便利だったのがシマノが公式で出している糸巻量計算ツール。
私もだいぶお世話になりましたし、このブログでも紹介させていただいたこともあります。
ただやっぱり使いにくいところがある、というか自分のリールの基本情報(カタログスペック)がないと使えないんですよね。
そこで作ったのが、自作の糸巻き量計算ツール【巻けるん?チェッカー】。
最初から主要モデルのスペックをデータベースにして持たせておけば、あとは使いたいラインと号数を入力すればOKですからね。
そしてこのたび、たまたま気が向いたタイミングでVer.3に大幅アップデートしましたw
シマノ・ダイワ・アブガルシアの現行モデルをほぼ全機種プリセット。ボタン操作だけで「巻ける長さ」も「下巻きの量」もわかるツールになっています。
初代の紹介記事で「今後対応予定です!」と書いていた機能、ようやっと実装し終わりました。
われながら良いツールが出来たと自己満足に浸っている今日このごろです(・∀・)
この記事のポイント
- Ver.3の基本の使い方を画像付きでわかりやすく解説
- スピニング対応・下巻き計算・旧モデル対応など、新機能をまとめて紹介
- プリセットにないリールへの対応方法と、使う上での注意点も
Contents
巻けるん?チェッカーVer.3とは?
リールの機種を選んで、巻きたいラインの種類と号数を選ぶだけ。それだけで「何m巻けるか」が即座にわかる糸巻き量計算ツールです。
計算はシマノ公式ツールと同等の理論値ベース。それでいて、公式ツールの「毎回カタログ値を手入力するのが面倒」という弱点を、プリセットデータベースで解決しています。
もちろん無料ですし、インストールも不要。PCでもスマホでも使える設計です。
【このパートでは以下のポイントを解説しています】
- 対応メーカーとデータの規模
- Ver.3で進化したポイント
- なぜこのツールを作ったのか?
対応メーカーとデータ規模(2026年7月時点)
- シマノ(ベイト・スピニング)
- ダイワ(ベイト・スピニング)
- アブガルシア(ベイト・スピニング)
収録データは、日本国内のメーカー公式サイトに公表されている現行モデル、だいたい全部のはず。(ベイト約80機種+スピニング約370番手)
スピニングは同じ機種でも番手(C3000と4000など)でスプール容量が全然違うので、番手ごとに選べるようにしてあります。
そして今回の目玉のひとつがこれ。データはメーカー公式サイトから毎週自動で取得・更新される仕組みを組みました。
新機種が出れば勝手にリストに追加されるので、もう「データベースの更新が追いつかない…」なんてことにはなりません。
初代のときは手入力だったんですよね、これ…。(メッチャメンドクサイ)
Ver.3で進化したポイント
- スピニングリール対応 初代記事で「やる気次第」と書いたやつ、やっとやりました。
- 下巻き計算機能 「◯mだけ巻きたい→下巻きは何m?」が一発。公式ツールにあって、ウチにはなかったやつ。個人的には使わないけど…
- 生産終了・旧モデルも一部対応 2016年以降のモデルを順次収録中
- 年式別表記 データベースが増えてきたので、新しい順+あいうえお順にしました。
- 機種名の絞り込み検索 「c3000」と打てば一瞬らしい?
- マイリール登録 自分のリールをワンタップで登録呼び出し。
- 計算結果の共有URL 結果ごとリンクでシェアできる。正直いるこれ?w
- デザイン全面刷新 ダークデザインでかっこよくなりました。(自己満足)
なぜこのツールを作ったのか?
自分が使うためです。
便利に使わせてもらっていたシマノ公式ツールがちょっとだけ使いにくかったっていうのもあるし、せっかくAI使っているので何か作りたかったっていうのもあるし。
号数をいちいちキーボードで入力しないといけなかったり、リールのカタログ値を毎回調べないといけなかったり。スマホでの操作だと地味にメンドクサくて…。
だったら「最初からスペックが入ってて、スマホでサクサク使えるツールがあればいいのに」と思って、作ってしまったというわけです。
基本の使い方:ポチポチ選ぶだけの4ステップ
それでは実際の使い方です。難しい操作は一切なし、上から順番にポチポチ選ぶだけです。
【このパートでは以下のポイントを解説しています】
- リールタイプ・メーカー・機種・ラインを選ぶ基本の流れ
- 絞り込み検索と年式表記の見方
- 計算結果の見方と、結果のシェア方法
【ステップ1】リールタイプとメーカーを選ぶ

まずは「ベイトリール」か「スピニングリール」かを選び、続いてメーカーを選びます。
プリセットにないメーカーの場合は「その他」からカタログ値を手入力できます(後述)。
【ステップ2】機種を選ぶ

機種リストから、使っているリールを選択します。
リストが長いときは、絞り込みボックスに機種名の一部を入力すれば一瞬で候補が絞れます。「アンタレス」でも「c3000」でもOK。ひらがな・カタカナ・大文字小文字は気にしなくて大丈夫です。
機種名の頭についている数字は年式です(例:25アンタレス=2025年モデル)。同じ機種名でも年式でスペックが違うことがあるので、お手持ちのモデルの年式で選んでくださいね。
【ステップ3】ラインの種類と号数を選ぶ

ナイロン・フロロ・PEから使うラインを選び、巻きたい号数を選択します。
よく使う号数はボタンで一発。ボタンにない号数も、直接入力や±ボタンで0.1刻みの調整が可能です。
【ステップ4】巻ける長さが自動計算される

結果は即座に表示されます。号数を変えて何パターンも試すのもストレスなしです。
そしてVer.3からは結果の下に、「市販の◯m巻きがそのまま使えるか」の目安も表示されるようになりました。
これはAIさんが勝手に仕込んでくれた機能ですが、ぶっちゃけいらない余計なお世話機能だと思っていますw
ちなみに結果の下の「この結果のリンクをコピー」を押すと、いま表示している機種・ライン・号数の状態がまるごと入ったURLがコピーされます。
釣り仲間に「これ何m巻けるっけ?」と聞かれたら、URLを送るだけ。同じ計算結果がそのまま相手にも見えます。
これもAIさんのおせっかいです。使う人いないと思います。
Ver.3の新機能を詳しく紹介
ここからは、Ver.3で追加された機能をひとつずつ紹介していきます。
【このパートでは以下のポイントを解説しています】
- 下巻き計算:「PEを150mだけ巻きたい」に一発回答
- マイリール登録:自分のリールをワンタップで呼び出し
- 生産終了・旧モデルへの対応
下巻き計算:「PEを150mだけ巻きたい」に一発回答

初代記事で「今後対応予定」と書いていた機能、ついに実装しました。
結果表示の下にある「下巻き計算」を開いて、上糸として巻きたい量と下巻きに使う糸の号数を入れるだけ。
「下巻きはナイロン3号を約26m巻いてください」と、具体的な数字でズバッと答えてくれます。
個人的には下巻き殆ど使わないし、まぁ使いたい人には便利なのかもしれません。
マイリール登録:自分のリールをワンタップで呼び出し

機種を選んで「★保存」を押すと、その機種がマイリールとしてツール上部に登録されます(最大6台まで)。
次からはワンタップで呼び出せるので、ライン交換のたびにリストから探し直す必要がありません。
データはお使いの端末のブラウザにだけ保存される仕組みなので、登録も気軽にどうぞ。
これは多分それなりに便利なんじゃないかな。
生産終了・旧モデルにも対応開始

「今使ってるリール、現行モデルじゃないんだけど…」という方、ご安心を。
機種リストの一番下に「生産終了・旧モデル」というグループがあり、2016年以降の人気モデルを順次収録しています(21スコーピオンMD、19スティーズCT SV TWなど)。
また、現行リストから外れた機種も自動でこのグループに移動して残る仕組みらしいです。(記事を書いてて知ったw)
モデルチェンジで前のモデルのデータが消える、ということも起きません。
ただ、何故かどういうわけか、20TATULA SVTWは無いんですよね〜。(これは後で手動で追加しときます。)
収録リクエストも大歓迎です。コメントやSNSで「◯◯を入れてほしい」と教えてもらえれば、優先的に追加していきますよ。(多分)
プリセットにないリールは「その他」で手入力

プリセットにないメーカーや機種でも大丈夫。メーカー選択で「その他」を選べば、カタログに載っている糸巻き量(例:3号-150m)を手入力して同じ計算ができます。
長さはスライドバーで5m刻み、300m以上は直接入力に対応。古いリールや海外モデルにもどうぞ。
注意点:理論値は目安として使ってください
このツールで表示される巻き量は、カタログスペックの一部に基づいた「理論値」です。
実際に巻いてみると、巻きテンションの強弱によって、巻ける長さには多少のズレが生じます。
(参考:高速リサイクラー使用で20%多く巻けた事例はこちら → PE2号200m 巻けるんだけど巻けない、その理由とは⁉)
また、メーカー公式の巻き量表記は独自の測定条件や四捨五入が入っているため、当ツールの計算結果と異なるケースもあります。あくまで目安ツールとして活用していただけると幸いです!
まとめ:ライン巻き替えの「調べる時間」をゼロに
「巻けるん?チェッカー」は、もともと自分のために作ったツールですが、Ver.3でようやく「誰にでも勧められるツール」になったと思っています。
- 現行モデルはほぼ全機種プリセット済み、データは毎週自動更新
- 巻ける長さも、下巻きの量も、買うべきラインの長さもこれひとつ
- スマホ片手でポチポチ操作、マイリール登録で次回はワンタップ
これまで毎回カタログを検索して「んー…この太さって何メートル巻けたっけ?」とやっていた時間を、釣行前のワクワクや準備に回してもらえたら幸いです。
それにしても、昨今のAIの進化って凄いですね(・∀・)
ライン巻き替えのときには、ぜひまたのぞきにきてください!