海、漁港なんかに釣りに行けばその殆どの人がスピニングリールを使っている
という事実にに異論を唱える人はいないだろう。
稀に、ワカサギ用みたいなリールとか、船で使うようなリールとか、
なんて言ったらいいかわからない様なリールを使ってる人もいるが、それはここでは置いておこう。
我らがベイトリールも時と場所にもよるが下手をすれば、
そのなんて言ったらいいかわからない様なリールに数えられてしまう危険性がある。
注意されたし!!
それはさておき、その絶対的シェアを持つ国民的アイドルのスピニングリールについて、
へそ曲り的偏見論を唱えたいと思う。
既に、windows以上の勢力を持つスピニンガーに
macの優位性を必死で語るベイター達の悪あがきとも言えるその偏見論は
下手をすればその殆どを敵に回すことであり、
このブログが多くの釣り人に嫌われることを意味する事を覚悟しなくてはならないw
へそ曲り的偏見論
食わず嫌いはいけない(小学生の頃はもちろんスピニングから入っている)
そう思って上の2つのスピニングリールを買ったのは約2年前。
安物買ってスピニングを語るなと言われそうだが、
そんなことはどうでも良い、ベイトも安物しか持っていないのだから。
フェアである。
へそ曲りは、上のスピニング(ABUの2500番)で
ショアジギ
アジング
キス釣り
あとなんだっけな?
をやってみた。
2500番一つのサイズでは無理も承知。
それでもいいのだ。
それでは気に食わないところを書き出す。
- 投げる時、指に引っ掛ける糸 あれが気に入らない。そもそも面倒くさい。仕事がら(昔から)皮が厚くささくれの多いオレの指に、細っそいラインを引っ掛けりゃ、思うタイミングでそれが旅立ってくれない。指に居座るヤツすらいる。細いライン軽量なルアー程これが多い。結果、ルアーが水面を叩きつけるか、ガイドに絡まる。
- 夜釣りに多いが、巻いてきてついうっかりしていると巻きすぎてトップガイドにルアーが当たる。キャストするにあたってちょっとだけラインを出そうとする。しゅるるる~・・・(落)
- ぐわんぐわん回るあれ。(ベール?)あんた持ち場が広すぎんねん。堤防に腰かけて、水面近くまでロッドティップを下げ、ゆーっくり巻いてきたいのオレは。油断するとコンクリートにガリってなんの、やめてくんない。PE切れたがね!(怒)
- 同じくぐわんぐわん回るあんたや、ATフィールド全開にしないで欲しいわ。カバンに入れる時邪魔なの!
- 何この途中からびよよよ~んって出てくる糸ちゃんは!出たら最後、直らんがね!
- なんかこう、全体的に気に入りません。
等々。
結局、使い慣れていないだけというか、オレが下手くそだということはここでは論じない。
でもですね、これがベイトだとこんなに素晴らしい。
- カチッとするだけ。素敵
- カチッとしてスゥって出すだけ。素敵
- コンパクトに体内に収まっているレベルワインド。素敵
- ポケットにも入っちゃう。素敵
- バックラッシュ、それは自転車で上る坂道の様な物。ほどけた時の快感はまさに下り坂。素敵
- 素敵
といった具合である。
ちなみにへそ曲りではあっても、ここでいう坂道はあまり上りたいものではない。
まとめ
だからベイトリールは素晴らしい。
釣りプロが俗にいう、太いラインが巻けるとか、正確にキャスト出来るとか、パワーがあるとか、飛距離はスピニングにかなわないとか。
そんなの後付けの言い訳、どうでもいい。
その正反対のオレが言うんだから間違いない。
あえて細っそいラインで、キャスト下手くそ、軽弱スプールでデリケート、飛距離はよーわからん( `ー´)ノ