海でベイトタックルを使っていてよく言われるのが、
「なんでベイト?」
「スピニングでいーじゃん!」
「カッコつけてる」
今でこそ減りましたが、10年前は知らない人からも結構言われたもんです。
流石に直接言われたわけじゃないんですが、YouTube動画のコメント欄で
「意味ない」
「バカ」
「メーカーの策略じゃん」
なんて書かれることもありました。
別にいーじゃん!って思うんですけどね。
趣味なんですから。
スピニングでいーじゃん!って言う人に私は言いたい。
「ベイトでいーじゃん!」
ベイトでもスピニングと同じ事が出来る、と信じている
これは本気でそう思っています。
リールの構造が全く異なるので、完全に同じことをするのは難しいかもしれません。でも、どうにかして同じような釣りは出来ると思っています。
近年のリールの進化により、ベイトリールの最も苦手とされていた、軽いウェイトに対するキャスト性能はかなり向上しました。
もはや1グラムあれば普通にキャスト可能ですよね。
ただ、ほとんどスイングしないで、ティップの反発のみで軽量ルアーを飛ばすような投げ方は流石に厳しいと思います。
何もかもスピニングの真似をするんじゃなくて、どうすればベイトでも釣りとして成立させられるかを考える。それが大事なんです。
0.5グラム以下という変態的な領域に関しては、無視しときましょう。
また、遠投性能についても、そこまで気にすることではないと思っています。
1メートルでも遠くに飛ばそうと必死になるのは、ベイター(=ベイトリールユーザー)の性とも言えるかもしれません。
でもその1メートルと引き換えに、ルアーとラインと時間を無駄にしてしまうのなら、時には足るを知るという考え方も大切です。
釣れる時は釣れるし、釣れない時は釣れない。
それってたぶん、その1メートルの差とは関係ないですよね?
とはいえ、ついつい飛ばしたくなっちゃうんですけどね。
そこは『浪漫』という言葉で片付けておけば、それでいいんじゃないですかね?
40年位昔は、むしろベイトの方が飛ぶと言われていた時代もありました。
当時の入門書には
両軸受けリール(ベイトリール)の特徴:重いルアー、遠投向き
とはっきりと記載されていましたからね。
近年のPEラインの普及によりスピニングにおいてはより細いラインの使用が可能になり、これによってスピニングの方が飛ぶと言われるようになったのではないでしょうか。
もしかしたら今後何かしらの革命が起き、ベイトの方が飛ぶと言われる様な時代が来ないとも言えませんので、その時を待ち続ける事にします。
メリット・デメリットなんてものはない
ベイトリール、スピニングリールにはそれぞれの特徴があります。
ここでは省かせていただきますが、それらはあくまでもリールの特徴です。
メリットでもなければデメリットでもないんです。
構造故の『特徴』なのです。
糸がヨレるのも構造からくる特徴です。
バックラッシュするのだって構造からくる特徴です。
釣りをする道具として、なんらデメリットとして捉える必要なんてないんです。
特徴を理解して使っていけばいいじゃないですか。
ポジティブシンキングであります(・∀・)
使いやすい方、好きな方を使えば良い
ただそれだけの事。
シチュエーションに合わせて使い分けることが一般的でしょうけど、
好きな方を好きに使ったって別にいいじゃないですか。
スピニングが好きな人はスピニング使えばいいし、
ベイトが好きな人はベイトを使えばいいし。
どっちも使いたい人は、どっちも使えばいいし。
どっち使ったって、やることは同じですから。
投げて、巻いて、魚を釣る、そして愉しむ。。。
ベイトの悪口言う奴には言わせておけばいいw
意味ないとか、自己満足だとか、メーカーの策略だとか、
色々言っている人がいますが、勝手に言っててくださいな(・∀・)
趣味なんですから、好きにやらせて頂きますww
そんなことで口論してたって、時間の無駄ですよ。
これをここまで読んだ人も、時間の無駄でしたねww
これをここまで書いた私ひっさんも、時間の無駄使いをしてしまいました。
さぁて、仕事しよ。。。