100m飛ばしたい。
ベイトタックルでショアジギングを楽しむ上で、一つの壁でもあるようにも思えるのが飛距離100m。
どういう訳か私の場合、どんなロッドやリールを使っても80〜90mという飛距離はコンスタントに出るものの、100mともなると条件が揃わないとなかなか実現しないような気がしています。
この飛距離の差が釣果に直接関わってくる場合もあれば関係ない場合もあるんですが、出来ることなら自分のものにしておきたいと思うんですよね、100mという飛距離を。
今回はそんなベイトタックルでの100mという遠投について、好き勝手に語ってみたいと思います。
一応お断りをしておきますと、ここでいう飛距離とはライン放出量から糸フケをとった大まかな数値であって、正確な飛距離の測定はしていませんのであしからず。
100m遠投することの意味
なんとなくキリが良いから。
というのが正直なところではありますが、100m飛ばせていればスピニングに負けているというような感覚もかなり減るのではないかな?という気持ちも少々あったり。
釣行動画を毎回撮影し編集していると自分のヘタレたキャスティングを嫌というほど見る訳なんですが、それをもうちょっとビシッと決めたものにしたいという気持ちもあったりします。
キャスティングスキルの底上げとでも言いましょうか。
いずれにせよ、飛ばないよりは飛んだ方が気持ちいいのは確かだし、釣れる確率が上がるというものまた事実ではあります。
飛距離100mと時速300km/h
20〜30年程前の『キリン』というバイク漫画をご存知でしょうか?
私も全話読んだ訳ではないんですが(昔の職場にあった)、その中に時速300km/hという数値に異様に拘っている登場人物がいました。
当時の時速300km/hというのは一つの壁でもあったわけなんですが、それを最新の車やバイクではなく、自身の愛車で追いかけていく・・・みたいな内容だったかどうかは定かではありませんが確かそんな話があったかと思います。
今となっては300km/hというスピードは決して不可能なスピードでもない訳なんですが(出していいかどうかは別問題)、当時のあの漫画に描かれている300km/hという数字。
ちょうど、今現在の私の飛距離100mと似ているような気がしてなりません。
言いたいこと、分かりますかね?
ロマンなんですよ、ロマン。
そこには『意味』なんてものは存在しないのかもしれません。
タックルに依存しない飛距離100mを手に入れたい
昨今の遠投用タックルの性能は素晴らしいものがあり、ベイトタックルであっても実釣レベルで100mを優に超える飛距離を出すことはそう難しくなくなっているようです。
YouTubeの動画でもTwitterでも、沢山の方々が120mとか130mとかブッ飛ばしている投稿をよく見かけます。
満足満足。
なんかもうちょいいけそうねぇ
130mくらい狙えるんじゃないかな? pic.twitter.com/8GUKJf3YLY— まるこふ (@markov_tbd) May 9, 2020
100m砲と謳った遠投向けのロングロッド、デジタルコントロールされたブレーキシステムも持つリール、飛ばそうと思うならそれらを使った方が間違いないかもしれません。
ただ、へそ曲りな私の場合、目指しているところがちょっと違うんです。
どんなタックルを使っても100m飛ばせる様になりたい。
どんなタックルというとちょっと語弊があります。
自分なりの『ショアジギングに使っているタックル』の事ですね。
ショアジギング用ロッドのSXJC-962MHなどはもとより、パックロッドのHSPC-724HやXRFC-704M-MBなどですね。
実は962MHや724Hでは既に100m超えはしているのですが、704Mではまだなんです。
それぞれのロッドでの適正ウェイトは異なってきますから、次は是非とも万能パックロッドの704Mでそれを実現させたいと密かに企んでいるのであります。
どうすれば飛距離が伸びるのか?
先述したとおりタックルには依存したくはありません。
基本的には。
ベアリングやブレーキ等のリールのチューニングには手を出しません。
最低限のメンテナンスのみで、あとは買ったままの状態で使います。
ロッドもこれと決めたロッドを使います。
もちろん、それなりのバランスは考慮したタックルをセレクトしていますけどね。
ただ最低限煮詰めていきたい部分っていうのももちろんあって、例えばラインやルアーウェイト等はどうしてもアジャストしていく必要があります。
ラインはバランスを考えたものを、きっちりスプールに巻いていく。
リーダーの長さや太さも然り。
ルアーウェイトはロッドとのバランスを考えますが、実は必ずしも適正ルアーウェイト内に収まるものでもなかったりします。(自己責任で)
あとはひたすら投げ方を練習するしかありません。
もうこれ以上は絶対無理〜、と思って投げていても実際に動画に撮影して映像を見返してみると全然改善の余地があるようにしか見えないんですよね。
ロッドも曲がっていないし、ストロークも稼げていないし、スイングスピードだって全然遅い。ってな具合にです。
ドノーマルのバイクで、ひたすらサーキットを走り込みタイムを削っていく感覚に似ているかもしれません?
これ以上はもう無理!っていうくらい頑張って走っていても、自分より直線が遅いバイクにコーナーで抜かれることだってザラにありますからねw
マフラーやサスを変えれば簡単にタイムは上がるかもしれませんが、そういう事をしたいんじゃないんですね。
この感覚、分かりますでしょうか?
自分の技術の底上げをしたいのです。
最終目標はパックロッドでの飛距離100m
という訳で、今の目標はパックロッドであるXRFC-704M-MBでの100m超えに設定しました。
組み合わせるリールは20TATULA SVTW。
ロッドもリールも遠投向きではない、言わば普通のタックル?です。
現状ではこの組み合わせで、25gのメタルジクを飛ばせるのはせいぜい85m。
(ロッドのルアーウェイトは〜24gです)
リールのスペック自体は十分100m狙えるものですし、しばらくはこれで遊んでみようかとも考えています。
一応、スプールに巻くラインを見直して90mまでは見えてくるかな?と踏んでいます。
あとはキャスティングフォームの見直しや、スイングの仕方等、色々やりこんで100mと言う距離をものにしたいと考えております。
道具が向いているとか向いていないとかそういう話ではないんですよ、これはロマンなんです。
決して釣れなかった釣行を一つの動画ネタにでっち上げる為に、無理やり話を設定してやっている事ではありませんからねwww
あー楽し♪
このロッドで100m超えを実現したい・・・挑戦者求むww