ロキサーニ パワーシューター をショアジギで使うためにラインを巻きました。
今回はいつも愛用しているDUEL X4の1.5号を200m巻いていますが、
その理由なんかをまとめてみました。
色々うんちくを語ったら長くなってしまいましたが、
とにかく1.5号を200m巻きましたし今後もしばらくはこれで行くと思います(・∀・)
使用ラインはPE1.5号を200m
まずラインですが、スプールのキャパから逆算して200m入る太さとしました。
基本的にどのリールにもPEラインは200m巻いていますが、この理由は後述します。
(ベイトフィネスを除く)
無理して細糸を使うメリットも余りないので、200m入る一番太いライン、
と言う事で当初はDUEL X4の2号を200m巻いてみたのですが、これは失敗w
150~160m位しか入りませんでしたwww
(後にしっかりとテンションを掛けて巻いたら2号200m巻けました)
このリールのスプールが20lbが100mで、確かPROMAX3とかのスプールが20lbで90mだったと記憶しています。
そしてPROMAX3にPE2号が180mだったなと誤った記憶で、PE2号200mを自信満々で巻いたのでありました。
本当はPROMAX3に巻けるライン量は、PE1.5号が180mだったのですが。。。(´Д`)
どうやらこの動画に頂いたコメントによると、DUEL X4は若干太いラインの様ですね。
人によっては他のPE2号が200m入ったという方もいらっしゃいました。
まぁ、強度がどうとかあまり気にしていないので、実際の太さが200m入ればそれでいいので、
太めの1.5号でも細めの2号でもどっちでもいいのです。
買ってしまった太めの2号200mは無駄になりましたが・・・w
それよりもこのDUEL X4のコシの強さが気に入っています。あと価格もw
コシの弱いPEラインをベイトリールで使うと、キャスト後着水した辺りで油断していると
ぴょぴょろと出てきたラインが変に引っかかったりしてストレスが溜まります。
これは使ってみれば分かると思うのですが、表現が難しいですね。
僕はこれらをまとめて変なバックラッシュと呼んでしますw
PEラインを200m巻く理由
一言で言えばラインのライフを重視して200m巻くようにしています。
ベイトフィネスで軽いルアーを投げる時はこの限りではございません。
一般的にPEラインは長持ちすると言われています。
1年持つとか、半年でひっくり返すとか、よく言いますよね?
ですが、ベイトタックルでショアジギでの使用を考えるとその限りではありません。
バックラッシュがあるからです。
正確にはバックラッシュによるキャスト切れです。
PEラインのバックラッシュは、ナイロンやフロロの様にモジャモジャになる事は少ないのですが、
一瞬カッと引っかかってその後は何事もなかったかのようになったりします。
そしてその瞬間に、バチっとラインが切れてルアーが飛んで行ってしまうのです。
切れればラインはどんどん短くなっていきます。
ラインの寿命が来る前に、短くなって使えなくなってしまうのです。
100m近く投げて沈めるショアジギでは、最低でも120~130mは確保しときたい。(水深が深ければもっと)
つまり、これより短くなってしまったラインはいくら新しくてもショアジギでは使えなくなってしまうのです。
(そういうラインは他の釣りに使ったり、下巻きとして使ったりしています)
150mのラインでは1~2回キャスト切れしたらもう短くて使えない、
という可能性があるので必ず200mを巻いていると言う事です。
太いライン程キャスト切れは減っていきますが、それでもたまには切れます。
3号を150m巻いて、キャスト切れを起こさないという選択肢もあるかもしれません。
スペアスプールなんかが入手出来れば、これはそのうち試してみようかと思います。
そもそも3号150mが入るはは不明ですが。。。
海にラインを捨てる行為にもなるこれは、なんとか減らしていきたいと切に思ってはいるのですが・・・。
キャスト切れ対策も一応考えてはいます
切れる場所は大体2か所。
リーダー結束部分か、20mちょっと出た辺りか。
リーダー結束にはFGノット等は使わず、簡単なオルブライトノットを専ら使っています。
簡単だという理由の他に、PEラインで切らずにノット部分で切らすという狙いがあってそうしています。
本当は、ラインシステム上の最弱ポイントを、ルアー結束部分に持って行けば、
キャスト切れ時及び根掛かり時に海に残すラインを最小限に出来るのですが、
太いリーダーを使うことが多いのでなかなか難しいんですよね。
あえて餌釣り用の弱いスナップを使ってスナップを伸ばしていた時期もあったのですが、
スナップはルアーチェンジで開閉を繰り返しているうちにだんだん弱くなってくので強度管理が難しく、
実際目の前で魚に延ばされてからはやめました。
また、リーダーには伸びのあるナイロンラインを長めに(2~3ヒロ)取ることにより、
バックラッシュ時の衝撃を吸収させるよう意識しています。
以前はフロロを1m位(キャスト時にノットがガイドより出ている状態)でしたが、
その時よりも確実にキャスト切れは減った感じはあります。
もう一か所、切れやすいのがラインが20m程出た辺り。
ここで切れるとどんどんラインが減っていきます。
こではキャスト後、スプール回転数がMAXになった頃に起こるバックラッシュが原因です。
(先に述べたリーダー結束部分で切れるキャスト切れも同様のバックラッシュが原因ですが)
スプール内でラインがもつれ、それが絡まるか引っかかるか、どこかに触れて熱でやられるのか、
理由はいくつかありそうですがとにかくスプール内で切れて飛んで行ってしまいます。
初速でのバックラッシュとか言ったりしますが、やはりキャスト切れ対策としてはこの初速バックラッシュをいかに減らすかがカギとなってきそうです。
初速バックラッシュが少ないリール・ロキサーニ パワーシューター
今回のリール、ロキサーニ パワーシューター のブレーキシステムは
インフィニティブレーキという、マグブレーキと遠心ブレーキの2つが搭載されています。
とにかくバックラッシュが嫌という人向けにも思われるこのブレーキですが、
特性の異なる二つのブレーキを組み合わせる事により、様々なキャストフィールが作れる様に思います。
話を初速バックラッシュに戻すと、遠心ブレーキの特性は初速に強く効く特性ですので、
初速のバックラッシュを上手く抑えてくれている様に思います。
実際投げてみた感触もその通りで、これはまた次回書きますが実際今回の釣行でキャスト切れは一度も発生していません。
強風、向かい風という悪条件にも関わらずです。
と言う事は・・・
ここまで長々と書いてきたPEライン200m論も関係なくなってくるのでしょうか?
いえいえ、釣りをしていれば必ず付きまとうもう一つの問題。
根掛かり・・・
これがある以上、やっぱりラインは200m巻いといた方が良さそうですね(・∀・)