ショアジギング用に購入したベイトリール、レボビースト。
手持ちの現行機種のベイトリールの中では最も大きく、太いラインを沢山巻くことが出来るリールです。
今回、ちょっとした理由があってこのリールをタコ釣りに使ってみたんですが、ある特定の使い方をする場合に致命的な欠点がありました。
今回はその辺を解説してみようと思います。
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【レボビースト】今年最後のタコ釣りに選んだ本気のリール
前回、タコ釣りにゴツいリールはいらない、軽いリールが欲しい。 そういう記事を書きました。 早速ですが、前言撤回ですw 今週、もう一度タコに会いに行ってこようと思います。 よりデカいタコを求めて、ゴツい ...
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プラス50gの自重の重さは気にならなかった
まず当初気にしていた自重の重さについては、ロッドの持ち方や動かし方に気を配ることでそれ程気にはなりませんせした。
左右の腕を使い分ける事により、8時間近く釣りをしてきましたが腱鞘炎にもならずに帰ってくることが出来たんですね。
何事もちゃんと考えてやるという事が大切なんですw
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タコ釣りにおける深刻な悩みをタックルのせいにして考えてみる
タコ釣りってやっぱり病みつきになりますよね。 今年のタコ釣りはもう終わりだと思っていたんですが、どうしてもあのズ〜ンが忘れられずについ先日も行ってきてしまいました。 12月に入っても、まだまだ釣れるん ...
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写真見て分かります?
右ハンドルのベイトリールを右手で操作する時の持ち方が、最終的にこうなりました。
チョンチョンする時は、ちょっと不格好なんですがリールが下になるように構えて右手でロッドを操作しています。
ラインスラッグを取る時は左手でハンドルを回すのですが、逆回転になりますのでちょっとした慣れが必要になりますね。
腱鞘炎になりたくないので、そこは頑張って克服しましたよw
タコ釣りにハイギアはひたすら巻きが重いということ
ここで重要な事が一つ。
私のレボビーストはハイギアのモデルで、ギア比が7.3:1となります。
ハンドル一回転あたりの最大糸巻き量が86センチということで、ここだけ見ればはっきり言ってタコ釣りには不向きなんですね。
私はこの弱点をスプールに巻くラインを少し減らしてやって補ったつもりでいたのですが、全くもって足りませんでした。
今回のテーマであった『遠投』をしてタコ釣りをする場合で言えばなんですけど。
誤解のないように言っておくと、通常の?タコ釣りの様に遠投しないでせいぜい30〜40m程のラインの出し入れで使う場合には全く問題ないはずです。
予めラインを少なく巻いておけば、必然的にローギアと同じ事になりますからね。
今回は『遠投』するためにこのリールをチョイスし使ってきたのですが、この『遠投』に罠が潜んでいたのです。
太いPEで遠投するなら、相応のスプールを搭載した大きなリールが必要かも
レボビーストにPE4号を100m程巻いた状態です。
実釣で使った後ですので、ラインが緩く巻かれておりスプール8分目程の糸巻き量でしょうか。
この状態でのハンドル一回転あたりの糸巻き量は約75センチ程。
これでタコジグをフルキャストしてボトムまで沈めてやると、およそ70〜80m程のラインが出ていきました。
ライン残30mの状態でのハンドル一回転あたりの糸巻き量は45センチ程。
つまり、沖でタコを掛けた時はグリグリ巻いてこれたのに、巻けば巻くほどハイギアになっていきハンドルの巻き抵抗が一気に重たくなっていったのです。
ビックリするくらいに。
PE4号ともなってくると、10mも巻くと目に見えてスプールが太くなっていきます。
最後の20m位は、ポンピングしないとホントにキツイくらいに巻きが重たかったんですよ。
かと言って、特別デカいタコが釣れていた訳でもなく・・・w
あの状態だと、キロオーバーなんてどうなってしまうのでしょうか。
遠投の必要性を考える必要があるかもしれません
結局のところ、遠投しなければそれ程リールに気を使わなくても良かったし、巻きの重さも気にならなかったんですよね。
遠投して釣ろうとするから、色々問題が出て来るわけで。
そもそも遠投する必要ある?
この前の釣りのときも、結局足元を釣っていた人の方が釣果を上げていた訳ですし。
少なくとも『道具』に関しては、かなり原始的なものに負けてしまったことになりますからね。
でも良いんです。
釣りはロマンですから。。。
やっぱり遠投するのなら、それなりにスプールの幅が広いやつが必要になってくるかと思います。
アンバサダー6500Cとかそれ以上とか。
そうすればPE4号を70mとか80mという長さを出し入れするくらいでは、巻きの重さの変動も気にならなくなると思うんですね。
あれもヤダ、これもヤダ、ああしたい、こうしたい。
ってここまで書きながらも色々考えているんですが、その考えるという行為こそが楽しいんですよ。
悩みとかそういうのではなくて、楽しんでいます。
だから。
遠投をやめる気もありませんし、かと言ってこれ以上ごっついリールにするつもりも(いまのところ)ありません。
まずはこのビーストでの妥協点を探るところからやっていくのです。
PEは細くしたくないから、4号のままで20〜30m程減らす。
これでこれまで使っていたXROSSFIELDと変わらないスプール径で使うことが出来るので、巻きの重さはギリ許容出来るかと思うんですよね。
ぶっ飛び系のタコジグはやめて、タコエギだけに絞ってやればどう頑張っても70m以内でしか釣りが出来ませんから、その範囲内で釣りをする。
XROSSFIELDよりもボディ剛性は高いのと、根元のスプール径はビーストの方が細いので、よりスプールが細い状態で使うことが出来る。
それでも巻きが重たく感じるのであれば、ギアを入れ替えるか潔くリールを買い換える。
そんな感じで来シーズンこそはキロオーバーを上げてやりたいなと思うのです。
あぁ、楽しぃ。
タコ釣り最高w