メンテナンス

ベイトリールのオーバーホールに必要な油脂類は?(ケミカル編)

ベイトリールのオーバーホールに必要な油脂類(ケミカル類)を紹介しておきます。

油脂類に関しても基本的にはメーカー純正品を使っています。(使うリールとは違うメーカーですが)

それほど高価な物は使っていませんし、あれもこれも沢山用意する必要もありません。

 

やっていくに従ってこだわりみたいなのが出てきたら、相応のアイテムを使っていけばいいと思います。

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最低限必要なもの

リールオイルとグリスは最低限必要です。

オーバーホールに限らず、日頃のメンテナンスでも使う最低限必要な油脂類です。

ベイトリールで釣りをするのであれば、オーバーホールはメーカに出すという人でも必ず持っておく必要があります。

 

リールオイル

ここでいうリールオイルとは、ねっとりベタベタするエンジンオイルの様なオイルではなく、サラッとした粘土の低いベアリング用のオイルのことを言います。

スプールの軸受に使っているベアリングはベイトリールの生命線でもあります。

ここに変なオイルを差してしまうと、飛距離が落ちたり全然飛ばなくなってしまったりもしますので、ちゃんとしたオイルを使いましょう。

オイルを全く差さないというのは、もはや論外ですが。

 

アブガルシアのリールに付いてくる事が多い純正オイルを愛用している

私はアブガルシアのリールに付属してくる純正オイルをずっと使っています。

メーカー純正という間違いない安心感がありますからね

 

アブ純正オイルも、よく見ると黄色っぽいのと無色透明なものがあります

憶測ではありますが、黄色っぽい方が粘土が高く無色透明なものはさらっとしている感じですので、遠投するリールには黄色っぽいオイル、ベイトフィネス系には透明オイルと使い分けています。

多分、そういう感じで付属していたんだと思います。

 

とここまで書いて不安になったので、手持ちのリールの箱を全部引っ張り出して確認してみました。

最近買ったリールには全て無色透明のオイルが付属していましたw (*ノω・*)テヘ

ビッグシューターコンパクトにも。

ということは、粘土の違いとかではなくただ単に古い機種に付属してきたのが黄色いオイルだったということですかね。

まさか劣化して黄色くなっている訳じゃないと思うんですが。。。

もしかしたらRevoシリーズと、下位モデルとの違いなのかもしれませんね。

メンドクサイので深堀りはしませんw

 

なんだかミクロな原子が凄そうなこと書いてますが、フツーのオイルですよw

市販のオイルを使う場合は、ダイワのスプレータイプが手軽に購入できて便利です。

スプレータイプの場合、どうしてもオイルが沢山出すぎるのでベアリングに差す時はちょっとしたコツがあります。

 

まずどこかにシュッと少し吹きます。(捨て吹き)

捨て吹きは勿体ないので、スプールシャフトがある機種ならシャフトに掛けています。

 

するとノズルの先端にオイルが一滴残るので、その一滴をベアリングに乗せる感じで使います。

 

ベアリングへは一滴でOKです。

一滴でも多いくらいですので、量は加減してやってみてください。

グリス

日頃のメンテナンスでは上のリールオイルだけあればどうにかなりますが、余裕があればグリスも用意しておきたいところ。

レベルワインドのウォームギアや、サービスホールのある機種ではメインギアにもバラさずにグリスを入れられますからね。

オーバーホールをするなら絶対に必要になります。

 

グリスはシマノの純正品を使っています。

基本的にはDG01というグリスだけあれば事足りますが、私はドラグワッシャーに粘土の高いグリスを入れたいのでDG04も使っています。

どちらも1000円位ですが、もっと安いのが欲しいという方はラジコン用のグリスも良いらしいです。

私もコメントでおすすめされて購入してみました。

たしか200〜300円くらいだったかと思います。

見た感じ普通に使えそうな感じですが、私は純正品があるのでわざわざ使う必要もないかな?と思ってあえてオーバーホールする時には使ってはいませんけどねw

細いノズルはサービスホールからメインギアにアクセスする際便利ですので、そういう時に何度か使いましたね。(特に問題なかった)

 

あると便利なケミカル類

リールオイルとグリスがあれば一応オーバーホールも可能ではありますが、やはりあれば便利なケミカル類も用意しておきたいところではあります。

必須ではありませんが、主に部品の洗浄に役立ちます。

 

スプレータイプのオイル(CRC5−56など)

基本的にはカップに溜めて使うのでスプレーである必要はありませんが、手軽さという意味でスプレーを使っています。

このオイルは部品の潤滑に使うのではなく、部品を洗う目的で使っています。

部品を洗うならパーツクリーナーじゃないの?って思われるかもしれませんが、私はオイル汚れはオイルと歯ブラシで洗浄し、その後脱脂が必要ならパーツクリーナーで洗うという使い方をしています。

なんでかって?

なんとなくです。(説明メンドクサイので省きますw)

 

なお、556は樹脂に対してあまり良くないと言いますので、どこでもじゃんじゃんぶっかけるのは気をつけてください。

金属や内部パーツの洗浄には役立ちます。

まぁ、ゴムにつけたら速攻でやられますが、普通のプラスチック部品がすぐにダメになるわけではもちろんありませんので、神経質になる必要もありませんけどね。

昔中学生だった頃、アブLITEや521なんかのゴムのハンドルノブがブヨブヨに伸びてしまったのは苦い思い出ですw

パーツクリーナー

もちろんパーツクリーナーも使います。

パーツクリーナーをじゃんじゃんぶっかけると、結露して水分が部品に残りますので注意が必要です。

 

一本1500円位するモチュールとかの高いパーツクリーナーは何かが違うらしく結露し難いのですが、私には必要ないので安いのしか使っていません。

 

まとめ

最低必要なものとあれば便利なもの、全て揃えても4つですからそう高くはないはずです。

ま、ダイワのスプレーオイルとグリスが一個あれば、スプレーで部品の洗浄までできてしまうのでそれでも良いんですけどね。

ちょっと勿体ない使い方ではありますが。

 

オイル、グリスに関しては、スペシャルなやつも売られていますのでそういうのを使って見るもの良いかと思います。

私は興味ないので使いませんけどねw

拘るひとはその違いを嗜むのもいいですね。

ちっちゃい入れ物で3000円とかするので、高っ!て思いがちですが、そもそもリールには少量しか使いませんから、一個買っておけば結構長くは使えると思います

繰り返しますが、私は興味ありません(コメントで何度もおすすめされるので2回言いましたw)

 

次回は実際のオーバーホールについて書こうと思います。

全部バラバラにするフルオーバーホールではなく、私がよくやる最低限の簡単オーバーホールについて書きますね。

写真を用意しないといけないので、ちょっと時間掛かるかもしれませんが。

 

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