一本のロッドと一台のリール
その組み合わせをとことん愛し、全ての釣りをそれでこなしたい。
全てをカバーすることは絶対に不可能だし、あっちを重視すればこっちが犠牲になる。
その繰り返し。
しかし自称釣り具ミニマリストの自分にとって、これは永遠のテーマであり『楽しみの泉』でもあるのも確かです。
そう、これは妄想系アングラーの究極の楽しみの一つなのです。
いつかのあの頃のように・・・
いつかのあの頃の、初めて買ってもらった釣り竿を枕元に大切に置いて寝ていたあの頃の様に、自分の『これ!』というワンタックルに巡り会いたい。
そんな気持ちがいつもずっと頭の片隅にあります。
今となっては用途に応じてタックルを買い足していく日々ではありますが、やっぱりこう『自分の一本』というのには憧れるんですよね。
次元の銃、コンバットマグナム。
五エ門の刀、斬鉄剣。
のように・・・なんか違う?
釣りを絞ればなんとかなる?
当然、一組のタックルで出来る釣りの幅は限られてきます。
ライトゲームをする様なタックルで40gのジグを100m飛ばすなんて出来ないし、ショアジギタックルで豆アジや秋イカを釣っても、釣れなくはないかもしれないにしても快適とは言えないし楽しくない。
そんな事は分かっているんです。
そう、そもそも全てをカバーするなんて無理なんです。
でもだったら、釣りの幅を少し狭めてみたら?
好きな釣りをわざわざ断捨離するというのもちょっと違うのですが、
じゃあせめてここからここまでの釣りはこれでやる。
っていうのだと絞りやすいといいますか。
そもそも私の釣りはそれ程幅が広い訳ではなく、船もたまにしか乗りませんし、磯にも数える程しか行った事はありません。
殆どが岸からの釣り、いわゆるオカッパリでして、使うルアーも1~40g程度。
たまにしかやらない釣りはとりあえず置いといて考えるとすると、
- 1~10g程度のライトゲームタックル
- ~40gのショアジギタックル
この2タックルで事足りるっちゃ足りるんですが、何か違うんですね。
じゃあその中間とっての1タックル?
ってう流れで絞るも何か違う。
そんな繰り返しがまた楽しいのです。
リールは1台で行けるけど、ロッドは2~3本必要かな?
結局こうなっちゃうんですが、自己満足の妄想の釣り世界なのでなんでもありです。
今現在の自分の『刀』はパックロッド三本にリール一個。
リールに関しては、なんとかそこそこにはカバー出来るんですが、やっぱりロッドがねぇ・・・
1〜20gまでをカバー出来るロッド、今はこれがイチバン出番多し。
7〜30gをカバー出来るロッド、中途半端で最近の出番は少ないものの迷ったらこっれという心強い一面もある。
10〜60gをカバー出来るロッド、万能とは呼べないものの決して外す事が出来ないやつ。
やっぱりどう考えても、二刀流か三刀流になるしかないですね。
というわけで、どうでもいい妄想のお話でした。。。