ベイトタックルデビュー最大の障壁はバックラッシュであるという事は、多分多くの人にとって異論のない事実だと思います。
ベイト初心者の方が釣りが成立するまでになるには、それなりの練習と時間が必要でよね。
私も過去に要望があって、何度かキャスティングに関する動画や記事を書いてきましたが、やはりシンプルに伝え切れてはいないなと反省しておりました。
今回は簡単で誰でもすぐに出来る、『バックラッシュしない投げ方を3分で身につける方法』を考えたので是非参考にしてみてください。
必ずベイト初心者の方のお役に立てるはずです。
尚、この方法はキャスティングの基本を身体で覚える事を目的としています。
プロの方でも時としてバックラッシュは起こしてしまうもの。
バックラッシュを100%無くす方法ではございませんので悪しからず。
たった3分間で良いので、騙されたと思ってこれやってみてください。
【初心者必見】バックラッシュしないキャストを3分で身に付けるたった一つの練習方法 https://t.co/dqA3OYjvT3 pic.twitter.com/NphnnapkPc
— へそ曲りベイト道のひっさん (@hmbait) August 12, 2020
まずは上の動画を参考に、騙されたと思ってやってみてください。
自分はこういう投げ方じゃないという方も、感覚を掴む為にやってみてください。
使うタックルは何でもいいですが、オモリの重さには気をつけてくださいね。
ロッドの適応ルアーウェイトの半分よりちょい重めがいいです。
例 : ルアーウェイト7〜21gのロッドの場合 、11〜21gの間くらいがやりやすいと思います。
ロッドに重さを乗せるって良く言うけど
投げ方には色々あります。
オーバーヘッドキャストからサイドキャスト、ペンデュラムキャストやピッチング等々。
どんな投げ方でも今回のこの感覚は絶対に役立つはずです。
絶対にです。
ベイトで投げられる人は必ずこの感覚を持っているのです。
無意識に出来ているだけなんですね。
俗に言う、
- ロッドを使う、曲げる
- ロッドに乗せる
- 重みを感じる
はこの事で間違いありません。
そして、初心者が一番理解し辛いのもこれかもしれませんね。
確かに他のスポーツに置き換えて考えてみると、板の反発やシャフトの反発・・・多分出来ないですww
バックラッシュは何故おこるのか?
ここでは世間で言われている様な説明は省きます。
スプールの回転とライン放出がなんちゃらって言われても、どうすりゃ良いか分からないから難しいんですからね。
シンプルに言えば投げ方が悪いんです。
これだけ。
ブレーキセッティングに関しては割愛しますが、今時のリールを使っているのであれば『強めに』して正しく投げればまずバックラッシュしない筈です。
ですから、正しく投げる方法を身につける目的で今回のこの練習なんです。
バックラッシュしない方法を考えるより、バックラッシュさせる方法を考えてみてください。
スプールから出たラインを、ピッと引っ張れば簡単にバックラッシュしますよね?
これをキャストに置き換えて考えると、スイングのどこかでこれが発生しているという事なんですね。
スイングのどこかで『カクッ』となるのであれば高確率でバックラッシュしてしまいます。
この練習をすれば、ロッドを振るタイミングを身体が勝手に覚えるので、カックンする事がなくなると言う訳です。
より遠投しようとしたり誰かの投げ方を真似ようとして、新たなチャレンジをするとまたカックンしてバックラッシュしますので、その時はその投げ方でカックンしない方法を模索するしかありません。
その時もきっとこの練習方法が役に立つはずです。多分。
練習あるのみです。
あまり頑張る必要はありません、肩の力を抜いて楽しみながらやっていきましょう。
その過程を楽しめるのがベイトタックルの最大の利点 なんですから!