これまで多くのブログ記事やYouTube動画で紹介してきましたコスパ最強のロッド。
アブガルシアのクロスフィールド、XRFC-702MとXRFC-704M-MB。
特にXRFC-702Mに関しては誰よりも紹介しポチらせてきた自負はあると前回の記事で書いきましたが、
よ~く考えてみたらまともにレビューをした事がなかった事に気が付きました!
という訳で今回はこのロッドでは恐らく初となる、レビューとお勧めの用途なんかを紹介していきますね。
2ピースと4ピース、使い分ける必要は特にない?
タイトルにもあるように、今回紹介するロッドは
XRFC-702M
XRFC-704M-MB
と2種類ございます。
違いは継ぎ数と自重のみ。
2ピースか4ピースかの違いですね。
2ピースのXRFC-702Mでも十分コンパクトですし自転車での釣行でも苦にはならないかと思いますが、
4ピースのXRFC-704M-MBはさらに半分の仕舞寸法57センチと圧倒的コンパクトさを誇ります。
自重はXRFC-702Mが122g、XRFC-704M-MBで140gと、流石に継ぎ数が増える分重量増しとなりますが、
特に海での使用用途の場合片手で投げることはほぼないと思いますので、この重量差はさほど気になりませんでした。
アクションや使用感に関しては殆ど差がないので、2本買って使い分けるというような事は必要ないかと思うんですね。
主な釣行スタイルでどちらかを選べばいいかと思います。
車や徒歩ならXRFC-702M、電車や自転車メインならXRFC-704M-MBというように。
耐久性に関しても特に4ピースだから弱いと言う様なことはないですね、断言します。
但し、使っているうちに継ぎ目が緩んでくる事があるのでたまにチェックしながら使うこと、緩んだ状態での高負荷は破損の原因となりかねません。
XRFC-702MとXRFC-704M-MBの美味しい釣り方
メーカーのコンセプトにもあるようにいわゆる万能竿、カッコよく言うならばバーサタイルなロッドです。
癖のないレギュラーテーパーは用途を選ばす、ロッドとリールとラインのバランスさえ考えてやれば色々な釣りに対応できます。
使用用途に関しては各々好きな釣りで使えばいいだけの話なんですが、散々使ってきた経験上のお勧め用途をご紹介しますね。
一応おさらいのスペック
- 全長 7.0ft
- ルアー 3.5~24g
以上w
5~21gのジグヘッドワームやテキサスリグなど
お勧め度 ★★★★★
個人的にはこの手の釣りが最も使いやすく感じています。
私の場合、ロックフィッシュ、マゴチ、タチウオなんかがこれに該当してくる釣りになります。
スイミングさせてもよし、ボトムを叩いたりズル引きしてもよし。
感度が悪いと感じたことはありませんが価格帯からしてそこそこなんでしょうかね、私は時に気になりませんでした。
小型~中型プラグ類
お勧め度 ★★★★
具体的には10~16g位のシンキングミノーを使うことが多かったのですが、これに関しても使用感は良かったですね。
あまりまともな釣果の記憶はないんですがWWW
近距離でセイゴ~フッコが多かった時に活躍したような気が・・・する。
12~28gのメタルジグ
お勧め度 ★★★
これはシチュエーションにもよります。
魚が近くまで回ってくる堤防、あまり大きな魚はいないであろう状況等。
やはり遠投という意味では、そこまで向いているとは言い切れません。
が、それなりに釣れるというのも事実です。
気持ち良く振りぬけるウェイトは14~21gですかね。
一応28gでも投げられますし飛距離も一番出ますが、若干ロッドが負けている感があります。
頑張れば80m程の遠投も出来ますが、コンスタントにとなると6~70m程と考えた方が無難です。
50m以内で十分釣れる状況で対象魚は30~50センチという状況下においては、ガッチガチのショアジギロッドよりも断然楽しめます。
状況次第ではお勧め度 ★★★★★
ボトム系のエギング
お勧め度 ★★★★
これもいいですね、特にシリヤケイカ(コウイカ)狙いであまり根が荒くない釣り場においては最適です。
3~3.5号のエギを単体、もしくは2~6号の重りを追加してのボトム中心のエギングになります。
タコが大きくなってきたり、根掛かり多発地帯ですと若干パワー不足を感じるかもしれませんね。
通常のアオリイカ狙いのエギングももちろん出来ますが、その場合はXRFC-662ML-BFの方が使用感が良いかもしれません。
エギングはあまり精通していないので、なんとも言えませんm(__)m
組み合わせるお勧めのリールは?ラインは?
- 32~35㎜スプール
- 自重200g以下
- ラインキャパが14lbで80~100m位
そんなリールがバランスよく色々使えて良いかと思います。(その限りではないですよ!)
私の場合ですと、アブガルシアのALC-IB7とDAIWAの20タトゥーラSVTWですね。
何度かロキサーニパワーシューターを組み合わせて使った事もありましたが、ちょっとバランス的にリールが重いかなと感じました。
使用ルアーウェイトが実質7~28g程度と考えると、組み合わせられるリールの幅はとても広いと思います。
少ない予算の場合は、アブガルシアのBLACKMAXやPROMAX等もバランス良いでしょうし、ROXANIシリーズなんかもいいですね。
新しく発売されたREVO EXDなんかも良いでしょうね。
シマノだったらのSLXなんかもいいと思います、この辺は好みで選べばいいと思いますよ。
ラインはリールのラインキャパにもよりますが、PE1.2~1.5号あたりを中心に使ってますね。
1万円で買える素晴らしロッドです。
特に高級志向があったり道具に質感や満足感を求めるのでなければ、このロッドはホントにお勧め出来ます。
散々釣ってきてますから断言しますよ(`・ω・´)ゞ
別に特段安っぽい訳でもないのがいいですね。
そりゃ上位機種と比べれば劣る部分が見えてくるのもまた事実なんですが、それでも私はこのシリーズが大好きですし今後も愛用していくつもりです。
ガイドがSiCじゃない?(トップガイドのみSiC)
たまにこれを気にされている方がいらっしゃいます、PE使うから削れると。
いやいやいやいや(ヾノ・∀・`)
そりゃ毎日のように海に出て何時間もメタルジグ投げてる生活を送っているのであれば気にした方が良いかもしれませんが、
月に数回釣行のサンデーアングラーは特に気にしなくていいと思いますよ。
少なくとも私はこれまでPEラインでガイドが削れたことはありません。
おわり