七輪と炭火で魚を焼いて食べる。
シチュエーションだけで確実に美味しい食べ方となります。
今回はそんな七輪の話。
意外と手頃で長持ちする七輪
私の使っている七輪は恐らく8~9年前に購入したものです。
2つ持っていて、一つは最初に買った方で10年前のものです。
どちらも本体は健全ですが、古い方は中の炭の受け皿?を割ってしまい、休止中です。
受け皿?を買ってくればまた使う事が出来ます。
この七輪、国産の能登産だったかと記憶していますが、落としたりしなければ意外と永く使う事ができます。
なぜ2個持っているのかというと、キャンプ等に持って行った際、一個は湯沸かしや煮物、一個は焼き物用としていたからです。
どちらもホームセンターで1500円程度じゃなかったかと思います。
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炭の燃費が良い
キャンプ等でバーベキューをする際によく用いられるバーべーキューコンロは、
その大きさ素材故に熱が逃げ、多くの炭が必要になってきます。
また熱が逃げるので着火にも時間が掛かります。
着火のキモは、ズバリ蓄熱です。
ちょっと赤くなったからといって、炭を広げちゃダメですよ!
しっかりと熱の塊を意識するのです。
先に来ていた家族が、でっかいバーベキューセットの火お越しに苦戦している隣で、サクッとお湯が沸いた。自分にはこれ位が丁度良い。(負け惜しみじゃないよw) pic.twitter.com/hZxzkCaDr4
— へそ曲りベイト道のひっさん (@hmbait) 2018年3月31日
これは七輪じゃないけど、似たようなもの。
私は趣を重視する為w、ケミカルな着火剤やガスバーナーは使いたくありません。
たとえガスバーナーを使ったとしても、ず~っとあぶり続けていなきゃいけないし、ダルイですしね。
そしてひたすらウチワでパタパタみたいなね。
七輪ですと内部形状が上昇気流(煙突効果)を上手く利用するように出来ていまして、非常にコンパクトです。
少ない炭を最大限利用する事が出来るところに美学を感じずにはいられませんww
熱を逃がさず使い切る、七輪はエコカーみたいなもの。
ガンガン炭を消費して豪快に楽しむのBBQコンロは、言ってみればアメ車みたいな感じでしょうかww
シンプルで簡単な火起こし
先ほど申しました通り私はガスバーナーや着火剤は使用しません。
マッチ一本と小枝少々、枯葉かもしくは段ボールや新聞紙等少々で火起こしをします。
ただそれだけではダメで、必ずあるものを使用するのですが。
そのあるものとは、「煙突」。
もしくはその代わりになるもの。
直径10~12センチくらいで長さ30~50センチくらいの金属製のパイプ状のものを用います。
海苔の缶詰の底をくりぬいたものでも良いですし、薪ストーブ用の煙突でも構いません。
私は配管屋さんのガラクタのなかから頂いたものを使っています。
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ちょっと長いですが、こんなのだと最高ですね。
長かったらカットすればいいのですが、長い方が性能が良いのですよ(・∀・)
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七輪にはちょっと太いのですが、これも持っています。
煙突効果を使え!
火起こしでよく見る光景がウチワでパタパタですが、
あれは疲れますし、火の粉が飛んで危ないです。
バーナーで焙るのも火の粉が飛びますね。
炭を急に熱すると火の粉が飛ぶとどこかで読んだ記憶があります。
で、うちわでパタパタやる代わりに風を送ればいいわけですが、
無風の時でもそれを可能にするのが「煙突効果」です。
煙突の中を熱せられた空気が上昇していく力を利用し、
下から空気をしっかりと吸い込む、とう流れを勝手に作ってくれるのです。
詳しい原理については「煙突効果」で検索すれば出てきますので調べてみてください。
具体的な火起こし方法
- 七輪に炭を数個入れます。
- その炭が中に入る様に煙突を上から差します。(煙突を差してから炭をぶっこんでもいいのですが、中の皿が割れる可能性があるのでご注意ください。)
- 上から火をつけた段ボールや枯葉を投入します。
- 火が強くなるように、小枝を入れます。
- 注意点は空気の流れを塞がない様にすること、詰めすぎ厳禁です。
- 火の着きやすそうな細かい炭があればそれも投入します。
- 10~15分程、放置します。(極力その場を離れない様に!)
- 炭に火が着いているのを確認して煙突を外す。
こんな感じです。
具体的には動画をご覧ください。
これ覚えたら、バーナーとか着火剤とか、邪道に見えてきますからwww
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七輪じゃないけど、ミニマムにいくならこれも良いですよ(・∀・)