去年購入したスーパーライトショアジギング用ロッド
アブガルシア SSJC-892L-KR
これまで私の釣りスタイル的に使う場面があまりなく、エリアトラウトやエギングで使ったくらいでした。
先日やっと本来の使い方であるスーパーライトショアジギングで釣ってくることが出来ましたので、その使用感などをレビューしていきたいと思います。
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SSJC-892L-KR 購入レビュー【ベイトスーパーライトショアジギング】
2020年8月に新発売のアブガルシアのベイトロッド 『SSJC-892L-KR』 スーパーライトショアジギングロッドということで、今まであまりなかった(あった?)「長くて柔らかいベイトロッド」の登場で ...
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ショアジギングで使うと考えるとジグの重さから考えてもいつでもどこでも使えるロッドという訳ではないんですが、1本サブとして持っておくと状況次第ではメッチャ楽しめるロッドだと思います。
もちろんお住まいの地域や釣り場次第では、十分メインで活躍すると思いますけどね。
私は堤防からそれほど遠投が必要ではなく魚のサイズが小さかった時に、このロッドを使って楽しい思いをしましたよ。
SSJC-892L-KRに組み合わせたリールとラインは?
組み合わせたリールは 20TATULA SVTW
最初からこのロッドを使うつもりで釣りに行った訳ではありませんでしたから、たまたまその時持って行ってたリールの中から良さそうなのを組み合わせました。
たまたまでしたが後から考えてもこのロッドに組み合わせるには、最もバランスの取れた良いチョイスだったかと思います。
20TATULA SVTW は、2〜3gからでも快適にキャスティングが可能で、重たいジグを使った時の遠投性能もそれなりに高いですからね。
自重も軽いしコンパクトなボディ、エキストラハイギアで巻取りが速いのも良かったです。
一つ残念だったのがドラグですね、このリールだからという訳ではないんですけどね。
午前中にロックフィッシュで使っていたんですが、昼休憩時に一度水洗いをしたんですね。
結構ガッツリ洗ったと記憶しています。
それなりに潮水を被っていたので、真夏ということを考えると結晶化する前に早めに洗っておきたいなという考えからでした。
そういう意味では間違えたことはしていないと思うんですが、この水洗いによってドラグに水が侵入したらしく、滑らかなドラグの滑りを楽しむ事が出来なくなってしまったのです。
ギュッギュッギュッと引っかかるような動きで滑らないドラグだけが残念でなりませんでしたね。
別にドラグを使うまでもないといえばそうなんですけどね、せっかく柔い竿で小型青物の小気味良い引きを楽しむんですからね、ドラグもカリカリ鳴らしたいと思う訳ですよ。
水洗いさえしていなければ、きっと気持ちいいファイトが楽しめたと思うとちょっと残念でしたというお話でした。
あ、TATULAは改造してドラグが鳴るようには改造しています。
ラインはPE1.5号
上記のリールはもともとロックフィッシュに使うつもりで持っていっていたので、ラインはPE1.5号が120〜130m程巻いてあったかと思います。
リーダーはフロロ3.5号(14lb)を3〜4m取っていました。
スーパーライトショアジギングであればPE0.8〜1.2号くらいの細いラインでも良かったかと思いますが、風があったわけでもないですしほぼ表層で釣っていたので、ラインが太い事によるデメリットは感じませんでしたね。
ノットの抜けに関しても全く問題ありませんでした。
ジグは14〜18gを使用
ジグはあまり軽いものは持ち合わせていなかったのですが、サブで忍ばせていた軽量ジグケースから適当なジグを選びました。
主にダイソーの18gか、中古で買ったよく分からないダイワのジグとかムーチョとかだったかと思います。
とにかく釣れまくりな日だったのでトリプルフックは外してアシストフックだけにし、ダブルで釣れたり魚にダメージが残らない様にしていましたね。
SSJC-892L-KRの使用感
遠投には向かない?
このSSJC-892L-KRというロッドは、ベリーからティップにかけてが特に柔らかいロッドになります。
キャスティングには多少の慣れと気遣いが必要になると感じています。
特にサブとして持って行って、硬い強いロッドと交互に投げていたりするとそう感じることが多いですね。
正直このロッドでキャストした感じ、それほどの飛距離は望まないほうが良いと思います。
柔いですからね。
頑張れば20gでも80m近くは投げられます。
魚をかけてからのファイトは流石に楽しい
柔らかい竿を使う最大の理由はここにあると思っています。
小さいサイズの魚でも、竿が曲がってくれると楽しいですからね。
ただロッドを振った時の印象ほど弱くはなく、 バッドはしっかり残る印象です。
あいにく40〜50センチのペンペンしか釣っていないので、このロッドがどの程度のパワーを秘めているかはまだ不明なんですけどね。
上の写真は、40〜50センチのペンペンを抜き上げた時のものになります。
まだまだバッドに余裕を感じます。
まとめ
買ったときはこれぞ万能ベイトロッドか!と期待していた気もするこのロッドなんですが、実際にはなかなか尖った面白い竿でしたね。
僕の釣りの場合ですとやっぱり場所とタイミングを選ぶ竿にはなるんですが、ロッドケースに入れておいて損はないというかどうせなら持っていきたいなと思う竿なんです。
いつも使うジグが5〜20g位、という方には是非オススメしたいロッドにはなります。
なかなかこのクラスのベイトロッドって、探すとないですからねぇ〜。
メタルジグだけでなく、エギングやちょっとしたジグヘッドワームなんかでも十分遊べると思いますよ。